平壌は心のふるさと
【作詞】ハツ・セイヨン
【作曲】モー・ヨンイル
【訳詞】関鑑子
1.流れとうとう 水豊かに
飛び散るしぶき 玉とひかる
岸辺を歩む 若者たち
明るい明日を語らいながら
希望に燃える
*ああ 心のふるさとよ
平壌 われらの行く手見守る
2.モランボンのふもと 花咲き乱れ
草青々と 鳥は歌う
若き力 国にささげ
今日のしあわせみんなで歌う
希望に満ちて
*(くりかえし)
3.国のさかえよ そびゆるまち
行く手広がる道よ
苦しみ乗り越え進むわれら
若き力すべてささげ
希望にもえる
*(くりかえし)
この曲もきれいなメロディーで、社会主義のすばらしさを歌い上げてますが、どうも希望倒れになりつつあります。北朝鮮さん!頑張ってくださいネ。
小泉首相が9月17日に北朝鮮を訪問して、金正日首相とひざ詰談判をする機会に「北朝鮮特集」を思いつきましたが、歌詞を読み直してみると、どうもいやみの一つも言いたくなります。(一つどころではなく、北朝鮮のうたごえのコメントほぼ全部で言ってますが、すいません)
でも、このHPを訪れてこれらの曲を聴いていただいた方々に、北朝鮮も頑張っているんだよ、という事を理解していただけたらいいなあと思っている次第です。しかし、拉致問題が8人の死亡という衝撃的な展開で、この問題は、本当に複雑な気持ちです。
あるうたごえ喫茶では、北朝鮮の歌のリクエストはお断り、というところがありました。この拉致問題を考えると北朝鮮の歌は歌いたくない、というものです。その気持ちもよくわかります。更に、このうたごえの曲に歌われている社会主義のすばらしさを期待して在日朝鮮人で帰国して行った人々もいます。その方々の映像を見ると理想と現実の間で揺れ動くものを感じます。
当HPでは、60年代のうたごえをコンセプトにしてます。その当時はまだまだこの曲のような希望に満ちていました。上述のように、各曲のコメントにイヤミを書き並べていますが、これも理想と現実のGAPではないでしょうか。
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