負けない みんなで 一歩ずつ
【作詞】高屋 修
【作曲】高屋 修
堤防に書いた言葉
一歩ずつ前へ 崎浜
例え 学校は移っても
故郷の浜は 元に戻るように
大切な故郷を
また取り戻すために
負けない みんなで 一歩ずつ
子どもたちに 未来を残せるように
硬かった 桜のつぼみも
一輪の花をつけた
津波を受けても負けないで
春が来るのを 教えるように
大切な故郷を
また取り戻すために
負けない みんなで 一歩ずつ
この町の歴史を 残せるように
大切な故郷を
また取り戻すために
負けない みんなで 一歩ずつ
人に生きたあかしを 残せるように
うたごえ新聞2011年5月9日号の紹介曲より。
岩手県大船渡市の崎浜小学校は2011年3月11日の東日本大震災甚大な被害をうけ、子どもたちは他の学校へ移ることを余儀なくされていました。
被災した大船渡市三陸支所には津波をかぶった桜の木があり、暖かくなってくる頃には枝に一輪を花を咲かせました。
いわて労連・全労連では大船渡市三陸町越喜来崎浜地区でたった一軒津波を免れた民宿をボランティア拠点にしています。
そこでボランティア活動を続けている作者が、防潮堤に掲げられた看板に書かれた「一歩ずつ前へ」に触発されてこの曲を作りました。
平成23年5月7日 | 歌詞のみ |
平成23年5月8日 | MIDIをアップ |