夏の朝
【作詞】田中ルミ子
1.今日も一日 暑くなりそう |
BENEATH A SKY OF BLUE
Today again, the whole day through
掲示板のスレ#1436 「平和ヘのラブソング『夏の朝』を歌っているシンガーソングライター・田中ルミ子さんの応援ホームページ」というなっちゃんのカキコミで27年も前に作られたというこの曲を初めて知りました。
田中ルミ子さんのファンの応援ホームページもあります。
【The History of 夏の朝】
1957年 | 田中ルミ子さん、呉市に生まれる |
1976年 | NHK広島のドキュメンタリー「ヒロシマ夏の朝」の主題歌として「夏の朝」を作詞・作曲 19歳。 |
1979年 | ビクターから「ごめんね」という曲でプロ歌手デビュー |
1980年 | 夏の朝のレコード発売 |
1980年代中ごろ | 歌手活動を休止。「業界」に馴染めなかったようです。 「メロディスト」を創設して、「人の心に残る歌を作りたい」という人の指導を始めて、音楽を楽しみたいと云う人たちの輪を広げてゆきます。 |
2001年8月6日 | NHK「ラジオ深夜便スタジオライブ『夏の朝・再び』」で20年ぶりのピアノ弾き語りがオンエア。 この反響は大きく、国語の教材として使いたいと申し出てきた中学校の教師、鑑賞曲として聴かせる感想文を送ってくれた小学校教師、平和コンサートに是非、という地域や団体。 「歌だからこそ伝えられるメッセージもある!」として、田中ルミ子さんは活動を再開します。 |
2003年1月 | 早速、東京都江戸川区で開催された「江戸川平和コンサート」に出演。 今年2004年1月も積極的に参加されてました。 |
2003年4月 | CDを再リリース |
2003年8月6日 | 広島地元のTVに生出演し。原爆ドームをバックに「夏の朝」を弾き語り、多くの人に感動を与えます。 この頃、地元のファン、なつちゃんから、この曲を当店でも取り上げるようにリクエスト。 |
2004年8月1日 | NHKラジオ第2に出演して、末田アナとトーク |
【The Back Ground of 夏の朝】
製作意図 | 今も昔も変わらない夏の朝の情景を聴く人が思い浮かべてくれるような描き方をしたかった、とのこと。「広島」「原爆」という言葉もなく、声高な告発でもなく、でも深く心に染み入る出来上がりになってます。 |
NHKの企画 | NHK広島では、原爆の被災者から原爆の絵を募集してました。当時、被爆から30年以上も経ち、記憶が薄れないうちに、人々の体験を絵の形で残して体験談と共に、次の時代へ引き継いでゆこうと云う企画がこのドキュメンタリーでした。 |
製作過程 | 広島平和記念資料館などで、原爆を描いた絵を見たり、その絵を描いた方々へインタビュービデオを見て、田中ルミ子さんは、製作のための取材を行います。 この中で、共通する言葉を見つけます。「なにげない『いってらっしゃい』『いってきます』が、最後の言葉でした。いつもと変わらぬはずだった一日。なにに原爆が一瞬にしてすべてを奪い、消し去った。そのことに驚きました」 |
7月29日にご本人からメールをいただきました。
《Quote》
今年もまた8月6日が近づいてきました。
8月5日から7日まで、広島滞在中の私はまるでアイドル並みの過密スケジュールではやく、フツーのオバサンに戻りたい気分始まる前から息切れしそう!?な感じです。
さて、8月1日(日)午前7時10分~(早朝!)放送のNHKラジオ第2『はなすきくよむ』【693kHz】は土日夜7時のニュースでお馴染み、末田正雄アナ担当の“平和を願うラブソング”と題する「夏の朝」特集です。
この番組では、私へのインタビューをはじめCD「夏の朝」5分フルサイズのオンエアと生まれて初めて「夏の朝」の詩も朗読します。夏の朝に「夏の朝」をぜひお聴きくださいね。
蒸し暑さに体力を消耗する季節、お身体ご自愛を
Rumiko.
製作日誌:
平成15年9月29日 | 歌詞のみ |
平成15年10月4日 | 女性三部コーラス・ピアノ譜のMIDI化をしました。 |
平成15年10月19日 | ピアノ譜をベースにPianoBallad風にMIDI化をしました。 |
平成15年12月12日 | なっちゃんからのリクエストでMusicBox版を作成 |
平成15年12月15日 | Rumikoさん、ご本人からのご要望で、オルゴール版の前奏を取りました。メロディの単純ループでなかなかいいですな。自画自賛! |
平成16年1月27日 | 英語歌詞を掲載。Rumikoさんからご提供いただきました。 |
平成16年7月30日 | 田中さんからのメールをご紹介。 |
平成16年8月1日 | 「夏の朝」の製作物語を、NHKの放送内容、赤旗日曜版の記事などを元に作成 |