泉のほとり
U KRINITSY
【 作曲者 】ノヴィコフ NOVIKOV ANATOLIJ GRIGOREVICH
【 作詞者 】アルイモフ ALYMOV SERGEJ J
【 訳詞者 】井上頼豊、川尻泰司、長沢勝俊
泉に水くみにきて娘らが話していた
若者がここへ来たら冷たい水あげましょう
緑の牧場にひげづらの兵士がやって来て
冷たい水が飲みたいと娘らに頼んだ
美しい娘さんひげ面を見るな
兵士にゃひげも悪いものじゃない
わたしは陽気な若者
ふた月もの戦いでひげも髪ものびたのさ
このむさくるしいなりを娘さん許してくれ
そこへ床屋の兵隊がきて「ひげ面は集まれ」
みるみる若者は魔法の水で洗ったようになった
(以下同じ)
娘らのひとみは燃えほがらかに歌がおこる
三人は愉快そうに輪になって踊り出した
歌えバイヤン愛の調べを若い血は燃える
胸の火は戦うときも消えぬ人民のほのお
(以下同じ)
楽しみのときは過ぎた今しばらくさようなら
平和を戦いとってまたみんなで踊ろうよ
矢のようにかけて行く勝利の日めざし
若者に名残はつきぬ娘らの歌は流れる
(以下同じ)
(番外編)
泉に水くみにきて兵士らが話していた
娘がここへ来たら冷たい水あげましょう
緑の牧場にひげづらの娘がやって来て
冷たい水が飲みたいと兵士らに頼んだ
美しい兵士さんひげ面を見るな
娘にゃひげも悪いものじゃない
わたしは陽気な若者
(番外編その②)
泉に汲み取りに来て屁しながら話していた
............
こんな他愛も無い替え歌ですが、結構面白がって歌ってました。中学で習ったときは1番と2番だけでしたが、3番4番があったのですね。もっとも文部省のお墨付きをもらえそうな歌詞ではないですが。
この曲は「ともしび」「カチューシャ」などのソヴィエト歌曲と共に第二次世界大戦の最中に生まれたものです。世の中、平和に楽しく、脳天気でいたいものですね。
[H17.3.24]
泉のほとりのメロディですが小学校では「ともだちの歌」として習うらしいです。上述の番外編その③という歌詞がそれ。掲示板での書き込みスレ#4249(あわれさん)から転載しました。
ワルシャワ労働歌も「はるかな青空」として音楽の教科書に載っているとか。
製作日誌:
平成11年7月 | MIDI初版。但し、2番まで |
平成17年3月19日 | MIDIの手直し 1.間奏を新宿「ともしび」の伴奏をコピー 2.MIDIをフルコーラス分に拡大 |
平成17年3月24日 | 「ともだちの歌」としての歌詞の掲載 |
平成17年5月3日 | 2番の歌詞に余計な物が付いてました。「水で[顔を]洗った~」 |
平成23年6月25日 | 音楽センターから新訳がリリースされました。 山形のきむらいずみさんたちが作ったものですが、 原曲が「戦場の兵士の休日の場面」という設定ですが、ということは、その後また戦場に赴くということであり、そう考えると陽気に歌い飛ばすのもちょっとね、ということ。 |