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よろこびの歌

【作詞】岩佐東一郎
【作曲】ベートーヴェン

晴れたる青空　ただよう雲よ
小鳥は歌えり　林に森に
こころはほがらか　よろこび満ちて
見かわす我らの　明るき笑顔

花咲く丘辺に　いこえる友よ
吹く風さわやか　みなぎる日差し
心は楽しく　しあわせあふれ
響くよ我らの　よろこびの歌

【作詞】ゲーテ
Freude shöner Götterfunken Tochter aus Elysium!
Wir betreten feuertrunken Himmlishe dein Heiligthum!
Deine Zauber binden wieder was die Mode streng getheilt
alle Menschen werden Brüder wo dein sanfter Flügel weilt

【英訳】
Praise to Joy the God descended, Daughter of Elysium,
Ray of mirth and rapture blended Goddess, to thy shrine we come.
By the magic is united what stern Custom parted wide,
All mankind are brother plighted where thy gentle wing abide.

ヒドイゼ！「教育基本法」改悪！
～第九のメロディで歌いましょう！～

【作詞】伴　須手院
【作曲】ベートーヴェン

ヒドイゼ！政府の出している法案　教育基本法改悪
憲法の精神ホネぬき　国家の教育復活
なんでもかんでも点数つけて　愛国心まで強いる
アーレ大変！　手遅れになる戦前を思い出せ

国旗と国歌の法律つくっておいて
大臣も確かに言ったよ　「強制はしません」
でもそれもできてしまえば　やりたい放題ムリ難題
従わなければ　脅して百パーセント

天皇のためお国のため　散らしたいのち
戦争起こした反省から　生まれた憲法あっても
在日米軍基地押し付けて　国民にガマン強いる
アメリカの危険な戦争に巻き込むな

敵をつくらず　武力は使わず
どんなもめごとも話し合いで解決
莫大な軍事費削り　教育と福祉に
ああ平和な世界は　日本国憲法から

替歌シリーズ、第３弾です。
三百六十五歩のマーチでは、憲法を！
ピンクレディのＵＦＯでは、青年達の就職問題を
そして、ベートーヴェンの交響曲第九番第４楽章「歓びのうた」（フロイデ）で、教育基本法問題を取り上げてます。

この楽譜は、ぞうれっしゃの藤村記一郎さんから、前月楽譜をいただいておりましたが、どんな構成でやろうか思案してました。
73年頃に、労音の合唱団で「第九」をやったことがありまして、当時のスコアを引っ張り出してきて、やっぱ本格的にやってやろうと考えたのですが、なかなか構成が難しいんですね。
最初は、おなじみの第４楽章のイントロをコピー。
バリトンソロから入って行くのが原曲ですが、ダラダラとやっていては興ざめ。
で、導入部に541～542小節目の所を拝借。ちょっとイントロの過激な感じから一気にシアニッシモになって、「歓びのうた」に入って行きます。
伴奏は、543小節目からの大合唱の部分を使いました。
というわけで、この部分、MIDIデータを見ていただきますと、四分の３拍子でつくってます。
間奏は、最初の部分に戻って、265～267小節目を使ってます。
Endingは、第九そのもののエンディング、921小節目からを使いました。
ま、このようにつぎはぎだらけで、それぞれのパーツのつなぎ合わせも、もうちょっと推敲の余地があります。

でも、スコアの打ち込みは疲れました。
普通、MIDIデータの作成は、早くて10分程度、通常は2時間くらいかな？β版としてアップするまで。
この曲は、朝の10時ごろに初めて、途中、「功名が辻」を観て、夜の10時ごろ。
最初、カワイのスコアメーカーをためしてみたのですが、B6サイズのスコア（芸術現代社 350円でした、当時）では小さすぎてスキャナーで読み込めませんでした。