ワルシャワ労働歌 VARSHAVIANKA
【作詞】ヴァツワフ・シフィエンチツキ
暴虐の雲 光をおおい
敵の嵐は 荒れくるう
ひるまず進め 我らが友よ
敵の鉄鎖をうち砕け
自由の火柱輝かしく
頭上高く燃え立ちぬ
今や最後の闘いに
勝利の旗はひらめかん
起て はらからよ ゆけ闘いに
聖なる血にまみれよ
砦の上に我らが世界
築き固めよ勇ましく
ワルシャワンカはロシア革命運動の中の古典的歌で、特に初期の頃から労働者の闘争歌として愛唱されていたという事です。作詞のスヴェンツキーはポーランドの革命詩人。
エーちゃんは、仕事でワルシャワに3回ほど行った事があります。1994-5年の頃です。ワルシャワ労働歌に因んだ場所に行きたかったのですが、あいにくと当時の駐在員の方、既に10年以上もワルシャワに滞在しており、奥さんもポーランド美人の方なんですが、残念ながら「ないよなァー」ということでした。そこで、昔の共産党の事務所だったという所に行ったのですが、自由化に伴い、何とナイトクラブになっており、目の前のカウンターの上でストリップショーをやってました。入場料は1000円程度。踊り子さんはロシアからの出稼ぎの女性。その昔、ポーランドはソ連の傘下。しかし、時は変わり、立場は逆転しているようです。何ともはや.....
さて時は60年代。ワルシャワ労働歌は、インターナショナル、同志よ固く結べなど、当時の学生運動の定番でした。しかし、今はあまり歌われなくなってますね。
参考楽譜:音楽センター センターソノピーズシリーズ No.13
【作詞】平井多美子
1.山が川が呼んでいる
みんな元気に出かけよう
森はみどり 草に木に
風にいのちが みなぎるよ
胸をはれ 胸をはれ
あおげはるかな青空
道はひろく ひと筋に
進む我らを 招くよ
2.草はゆれれる 道ばたに
踏むな小さな その花を
腕を組め うたごえも
はずむ笑顔 なかまよ
この手から この手から
明日の世界が生まれる
道はみどり ほがらかに
昇る朝日が まねくよ
[H17.3.30]
3/13の掲示板で「あわれ」さんからのお尋ねにより、上記の歌詞を掲載しました。
原曲のワルシャワ労働歌と歌い方がちょっと違います。
平成13年某月某日 | HardRock調のワルシャワンカを作成。MIDI#126 Appluase拍手を使って群集の歓声を表現しているつもりです。 |
平成15年4月12日 | リンクを追加しました |
平成17年3月30日 | 「はるかな青空」を追加 |
平成19年10月4日 | 歌詞の打ち込みミスを訂正。 「荒れくるう」←「吹きすさぶ」 「我らが友よ」←「我らが友」 イマムラさん、ご指摘ありがとうございました。/FONT> |
平成20年10月10日 | JASRAC情報を訂正 |