どん底で再びうたごえが響いてます。 http://www.donzoko.co.jp/
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そもそも「どん底」って? | |
1951年、新宿に初めて「女性の入れる酒場」が誕生。どんカクという焼酎を炭酸とレモンで割ったオリジナルメニューを1杯50円で売ってました。(コーヒーも50円) オーナーの矢野智が舞台芸術学院の一期生ころ3人の若者が始めたこのお店はまさに最低から出発するということで、学長の秋田先生につけてもらったそうです。 最初からアコーディオン伴奏の歌声をやっていたのか定かではありませんが、1954年2月の開店4周年記念の「どん底祭」(新宿文化会館)では、客演に中央合唱団、関忠亮を呼んでいますので、その芽はこの頃にあったようです。 とにかく、お酒を飲みながら語り合っているお客様同士で、自然発生的に歌を歌い出したのが発端でした 現在の建物の原型ができたのが1953年。 上の歌集ができたのが1956年。 3階にピアノを置いてあったらしいので、今のままなのでしょう。 下の物は、最後まで使われていたもので1961年からのものです。 残念ながら1990年にうたごえを終了しております。 吉元恵子さんは、「どん底」が他の老舗の「ともしび-」や「カチューシャ」と違う点は、演劇青年や文士が集い討論を交わした場所であったこと。そして、そこから多くの役者が巣立って行ったことで、今も誇りに思っていることでしょう、と語っています。 |
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どん底の3階はうたごえライブスポットに | |
入口を入って狭い階段を上ってゆくと、そこはうたごえの世界。 2007年10月17日に久しぶりに「どん底」でうたごえが響きました。 あまりのにぎやかさに、下で飲んでいたポーランドの若者が覗きにきました。 |
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ピアノ伴奏とうたごえの取り仕切りは吉元恵子さん。 かねがね理想としていた歌声をやりたかった、ということで、オフィスプラネットの松村さんのバックアップで、うたごえを再開しました。 |
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店内は昔からの面影がいっぱい。 たとえばこんな寄せ書きがさりげなく飾られていますが、かつて「モスクワ芸術座」が来日公演をしたとき、どん底にサインを残して行ったすごい宝物です。 |
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第1部 7:00~7:50 第2部 8:10~9:00 第3部 9:10~10:00 というステージ構成で、日本のうた、世界のうたをうたごえします。 この写真、マッチ箱のパーカッション。昔、やってましたよね。 |
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この方も忘れられません。 といって、この日が初対面でした長谷川さんです。 以前は共産党の新宿区議さんで、新宿の歌声を残そうということで尽力をされてこられました。 |
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この方も初対面でしたが、Mr.吉元です。設計関係のお仕事だそうで、海外にもちょくちょく行かれているのかな?上記のオランダの若者に流ちょうな英語でうたごえのシステムについて説明をしておりました。 |
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どん底な牢屋じゃありません。 1階のレジです。 写真は、初めてごあいさつをしました相川チーフ。 |
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第2回は ハロゥイーンパーティ | |
平成19年10月17日 | 久しぶりのうたごえに行ってきました。 その前の週の「トミ」の6周年パーティで、常連さんのサトウキエコさんから情報をいただきました。 飲食代は約3,000円。結構、飲んで食べました。 |
平成19年10月28日 | 遅ればせながらこのレポートを作成 |
平成19年10月31日 | 吉元さんのコメントを頂きましたので追記 オランダの若者と思っておりましたらポーランドでした。 |
平成19年11月2日 | ハロウィーンパーティの様子をコラージュで 写真をスズキ・ケンさんに送っていただきました。Thanks |
平成19年12月4日 | 12月のクリスマスパーティのお知らせ |
平成20年1月10日 | 1月からの運営時間が変更になりました。 |