埴生の宿 Home, Sweet Home
【作曲】H.R.ビショップ BISHOP HENRY ROWLEY
【原詞】ペイン
【訳詞】里見 義
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky
1.埴生の宿も わが宿
玉のよそおい うらやまじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
たのしとも たのもしや
2.文読む窓も わが窓
瑠璃の床もうらやまじ
きよらなりゃ 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おお わが窓よ
たのしとも たのもしや
この曲についてはもうすでに1885年に日本で歌われた記録があるそうです。映画「ビルマの竪琴」で感動的なシーンとして使われています。前線で連合軍がこのHome, Sweet Homeを歌っていてお互い戦闘をしなかったのでしたね。(Iwakichsky)
さて、埴生の宿、「土で作った粗末な家」のことです。そんな家でも心は豊か、と言う歌詞です。イングランド民謡として知られてます。作曲のビショップはロンドンの作曲家w揮者。原詩は、オペラ「ミラノの乙女」の中の曲ですが、今では全然演奏されず、この歌だけが有名になってます。オペラは1823年に作られたものです。
エーちゃんは、この曲を聴くと、「ナショナルキッド」を思い出すんですが、エっ、知らない?松下電器のピストル型懐中電灯(当時300円位かな、欲しかったけど、買ってもらえなかった)で、敵の宇宙人をやっつけるという、四次元の世界を克服したという日本版スーパーマンです。その中で、少年グループが毎回歌ってました。
Home, Sweet Home
'Mid pleasures and palaces though we may roam製作日誌:
平成15年2月15日 | IwakichskyクンがMIDIデータを作成。 |
平成15年2月20日 | 本ページを作成、公開です。 |
平成15年2月22日 | 英語の歌詞を久留米アザレア合唱団のはるかサンからご提供いただきました。 |
平成15年3月7日 | 音楽監督のマルちゃんからの指摘で、次のところを直しました。例えば、出だしの「埴生のやど」の「のや」は、楽譜を使った1000曲集では、各四分音符ですが、付点四分と八分に変えました。原詩と訳詞・編曲の関係でしょうね。 |
平成15年7月6日 | 池ヶ谷さんのご指摘で1番の歌詞を訂正。のどかなりゃ→なりや |
平成16年3月24日 | リズムセクションでXG専用の音が(Brush関係)が入っていたため、GS系の音源の方に変な音と聞こえたようです。 MIDIの最後にDummyDataが入っていなかったために、最後がぶち切れになっていたと思います。 どうも基本的な化粧の施しが脱落していたようでした。ご指摘いただきました、おがサンありがとうございました。 |
平成16年3月27日 | コードが全然違ってました。Bb7であるべき7箇所がEb7になってました。 |
平成19年9月8日 | 最後が、「たのもしや」が繰り返しになってました。 |
平成22年6月21日 | 「玉のよそい」になってましので訂正。 名古屋のラウム常連さんの鈴木さんからのご指摘、ありがとうございました。 この曲、最近では、NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」でも主人公が口ずさんでいる場面が何度も出てきてますね。 |