<組曲>地底のうた
荒木 栄 作詞・作曲
序章 (合唱)
有明の海の底深く 地底にいどむ男たち
働く者の火をかかげ 豊かな明日と平和のために
たたかい続ける 革命の前衛 炭坑労働者
1960年の三池闘争を描いた男声コーラス組曲です。闘争の当時、作曲者の荒木栄は36歳。うたごえ行動隊で活躍した経験を、翌61年にこの組曲としてまとめたもの。しかし、62年38歳の若さで胃がんのためにこの世を去りました。当時のうたごえ運動の中では、このような大曲が少なくなく、沖縄返還運動の「返せ!沖縄」、砂川の基地闘争を描いた「砂川」、教員の勤務評定反対闘争の「子供を守る歌」など。いずれもアコーディオン又はピアノ伴奏だけですが、現代なら、さしずめこんな編曲になるのではないでしょうか。レコードでは10分43秒の曲ですが、テンポ設定が早いため、9分13秒になってしまいました。第三章最後のシュプレヒコールのところは、聞き取っていただけたでしょうか?
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(from下関市
99/07/21)
うたごえの合唱団の一員です。あの大曲でいまでは、簡単に演奏することも出来ない地底を、平易に聞けるのもMIDIならでは。 でも3番のアレンジは、テナーソロを2人で歌った経験のある 今日7月21日に40歳になる私メには、ちょっと奇抜すきだかな?
(エーちゃんのExecuse)
3番のところは、出来るだけ感情を込めた意味で、Standard
MIDI 45番 Tremolo Stringsを使ってます。このトレモロが効きすぎているようで、お化けが出てくるような雰囲気になってしまっているようです。
(from fukuponさん 00/02/21)
いやぁ、懐かしすぎて涙がちょちょぎれそうです。私も地底の歌を学生時代に歌った世代です。当時はともしびも吉祥寺、新宿にありました。私はもっぱら吉祥寺通いでしたがその後立川がつぶれ、両国の方も無くなり、今は新宿だけになってしまいましたね。
今後も頑張って続けて下さい。