みんなのうた

【作詞】関西合唱団
【作曲】原田 義雄

1.ひとりの歌も うたってきたさ
  みんなのうたは とてもすばらしい
  ※いつかまた会おう
   今日のように歌いながら
   いつかまた会おう
   すばらしい仲間と

2.さみしい時も 涙の夜も
  みんなのうたは いつもここにある
  ※繰り返し

3.恋する歌も たたかう歌も
  みんなのうたは いつもひびいてる
  ※繰り返し


70年代、愛知での日本のうたごえ祭典大音楽祭最後の全員合唱で、何千人もが総立ちになり、心を一つにして腹の底から歌い交わしたこの曲、当時の迫力は相当なものでしたでしょうね。作者はその後1年をかけてこの曲を完成させたそうです。

それだけに、関西地区のうたごえでは、必ずこの曲が歌われているようです。「必ず」といっても、京都のRedStoneと大阪のPeople'Sしか知りませんがね、(^^ゞ

うたごえの歴史」で書いたのですが、60年代の「うたごえ」が廃れた原因の一つに「世界は二人のために」を挙げてます。これは、60年代はグループというか集団というか、とにかくみんなで一緒に、というのが「うたごえ」を支えてきました。それが、ふたりだけの世界に入り込んでしまって、横のつながりが希薄になってきたわけですね。それが1番の歌詞に表れているのだと思います。
3番の「恋する歌」については、まさにうたごえの「二人」・「どこまで~」・「わたぼこ~」のような歌だと思います。「世界は~」は当HPには置いてませんが、これらと比べてみてください。
ここでいう「恋するうた」は「世界は~」のような歌でない事は間違いないですね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年12月20日 歌詞のみ
平成15年12月22日 MIDIをマンボ調で作成しました。