ワンマン運転のお知らせ
【作詞】平井克己
【作曲】石山二夫
お客様におしらせします
この駅ではホームドアを
設置しております
チャイムが鳴ると 電車のドアーと
同時に閉まります
無理なご乗車は おやめ下さい。
お客様にお知らせします
この電車はワンマン運転を
実施しております
乗り降りの様子は
運転席でモニターしております。
無理なご乗車は お怪我のもとです。
株主様にお知らせします
当社ではワンマン運転を開始しました
これにより車掌さんが
いらなくなりました
大幅な増益をご期待ください。
2010年オリジナルソングブックより
東京メトロ・南北線は出来た時からホームにドアがあり、電車のドアと連動する形式。もちろん、車掌さんがおらず、運転手さんが全部やっているようです。
駆け込み乗車があると、これも運転手さんが、関連ボタンを押しているのでしょうね、女性の声で、「駆け込み乗車がおやめ下さい」とアナウンスのテープが廻ります。
ほかにも、色々なパターンのアナウンスがあり、たまに、運転手さんの地声のような武骨なアナウンスもあります。
これで運転に集中できるんでしょうか。
ちょっと合理化のやりすぎですよね。
更に、ホームには、「駅員に御用の方はインターフォンで連絡してください」というマイク・スピーカーが設置されており、ホームには駅員さんもおりません。発車時の安全確認も運転席のモニターなんですね。
爆弾テロで、ごみ箱が撤去されて、禁煙ムードの高まりで灰皿もなくなり、いつからだか知らない間に「たんつぼ」もなくなって、清掃員もかなり減っているんでしょうね。
一体、駅には、何人が働いているのでしょう?
ところで、駆け込み乗車への注意ですけど、ドスのきいた男声で、「おんどりゃ~、おめぇなんか客でもなんでもねぇ、さっさと降りやがれ~」って、周りの乗客に協力してもらって、車両から追い出したらいいんですよね。
ところで、その2。
ホームのドアは、新幹線は別にして、都営三田線が結構早く導入してました。
うたごえ仲間で目の不自由な方おられて、三田駅でホームに転倒したことがあるそうです。
都立障害者会館が近くにありまして、そんなかんだで、早期導入になったのでしょうか。
JR山手線がホームドア(ホーム可動柵)の導入中。
しかし、車両側のドアの編成がマチマチのため、JR目黒駅では、柵があるところとないところが混在しており、ないところには警備員がたっているという、ヘンテコな風景。
ところで、その3
車掌さんがいなくなった理由の一つに、IC定期券の普及。
これでキセルが完全にできなくなりましたよね。
といっても、検札は、車掌さんだけじゃなくって、専門チームみたいなものがあって、一度にドカッと乗って来て、有無を言わさず検札してましたよね。
ということは、こういうチームの人たちも今ではどうなってしまっているのでしょうね。
ところで、番外編。
急いでいるときに限って、トイレが掃除中。
以前は、問答無用で入れてくれなかったんですけど、最近は、「清掃中ですので、ご注意してご利用ください」に変わっているんですね。ありがたい話です。
平成22年12月8日 | 歌詞とMIDIをアップ |