俺の町
【作詞】山内和文・林 学
【作曲】林 学
【MIDI作成協力】マルちゃん
俺の町にはたくさんの
弁当箱さげる仲間がいる
一番どりが朝告げりゃ
それそれ動くぞ俺の町
モクモク煙が空にのぼる
俺の町にはたくさんの
瞳かがやく娘がいる
おはようの声も元気よく
ほらほらあの娘がほほえんだ
心はおどるぜ空ははれる
俺の町にはたくさんの
力たくましい若者がいる
オッスの声もいさましく
それそれ出かけるぜ仲間たち
それそれ夜明けだ 陽がのぼる
1964年のうたごえ歌曲集に掲載されているとのことですが、さて、どこの町でしょう?
林学さんからメールをいただき、この辺の解説をしていただきましたのでご紹介します。
「俺の町」は1964年作で東京の音楽センターでの作曲講座(講師・大木正夫<人間を返せ>の作曲者)に参加したとき、課題詞が出され、それに作曲をしたものです。原詞は東京の下町の労働者の詞です。
従って東京の工場であり、煙突です。作詞は音楽センター出版の楽譜では「東京のうたごえ」となっていましたが、原詞は山内和文さんで、後半は勇ましいものでしたので、かなり手直しした記憶があります。
煙突と言えば、エーちゃん的には、東京・千住のお化け煙突ですね。
常磐線に乗って、東京電力千住火力発電所を遠くに望むのですが、4本の煙突が、場所によっては、1本から2本、3本、4本に見えるという不思議なもの。(確か、1~4本の全パターンが見えるんじゃなくて、常磐線からは3パターンだけだったような記憶ですけど??)
この煙突が廃止になったのが1964年です。
東京で最初の火力発電所が廃止となり、大都会東京の電力は他県の水力、原子力にお世話になってます。
全然、関係のない話ですが、東海道新幹線が開通したのも、1964年。
最近、滋賀県栗東市に新駅を作るとか、やめるとかいろいろと取りざたされてます。
地元も多額の税金を捻出して大した経済効果も期待できないような駅をつくってどうするんでしょうね。
ところで、JRはのぞみの通過待ちなどのために米原-京都間に駅を作りたいのですが、かかるコストは全~~~部地元負担という栗東の申し入れは渡りに舟。(この点について、上記HPには反論が掲載されてますけど、米原みたいに2台以上ののぞみを通過させるのですから効果的なんですよね)
東京・大阪などの人間からすれば、のぞみのスピードアップになるんで、ありがたい話ですけど、ここでも大都会・東京って、結局は他人様の犠牲(この場合は滋賀県民の皆様の好意)の上に成り立っているんですね。
栗東の皆さん、通過する人だけが喜ぶ(JRも喜ぶね、そうそう建設会社も喜ぶね)駅なんか作るために、250億円も無駄だと思うけど。更に、在来線との乗り換えに400mも歩かねばならないなんて、ねェ
新駅の話の続きは、ブログの方で
製作日誌:
平成18年7月8日 | 歌詞のみ |
平成18年7月28日 | MIDIをアップ |
平成18年8月13日 | 俺の町=東京でした。林さんから解説のメールをいただきました。 |