芝浦
【作詞】河野 さくら
【作曲】原 太郎
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky
1.芝浦は生きてる 動いてる
えんとつえんとつ
クレーンはごつごつと
翼をひろげ えんとつえんとつ
コンクリートのぶあつい壁
モーターベルト
ピストンのふるえ
ふき上る煙
空は真っ黒い晴れ
2.首切り反対 単価切り下げ反対の
ストライキを 動く芝浦の
ゼネラルストライキへ
製作所には千三百の仲間の
うらみがたぎる
職場をあげて
あしたはゼネストへ
モーターをとめろ
芝浦の仲間
戦前からある曲で検閲のため2番は歌うことが出来なかったそうです。今も昔も労働者の置かれている立場が弱いというのは変らないなと考えさせられる名曲だと思います。エーちゃん様からリクエストするより作るように言われ、何曲か試しに作ってから作りました。おかげさまでいくつものMIDIファイルを作ることが出来ました。(Iwakichsky)
秋田県田沢湖畔にある「わらび座」を作った原太郎さんの曲ですが、実はメロディは原太郎さんが学生時代に所属していたラグビー部の部歌として作ったもの。これを1931年ごろに日本プロレタリア音楽家同盟でこの歌になりました。
芝浦は東京・港区の工業地帯。中学の社会で京浜工業地帯として習いましたよね。東京港芝浦埠頭を
玄関にかかえ、芝浦製作所(現,東芝)はじめ,電気,機械,車両,都市ガスなど重化学工業地帯としての歴史をもってます。
エーちゃんはこの界隈で生まれ育ったんですが、1960年代には高島屋のお中元の配達のアルバイトをして、この地域を配達区域としてました。割と平坦な土地のため、重いビールなどを積み込んだ自転車でもさして苦労はなかったんですが、広大な工場地帯のため、隣までの距離が長いのに閉口しました。最近のお中元・お歳暮はビール券などで軽くていいですよね。エーちゃんは仕事柄、盆暮れの届け物は、送るほうで、貰ったことないんですね。どなたか下さい。(そうだ、bunbunさん、サザエ美味しかったよ~ォ)
製作日誌:
平成15年2月16日 | Iwakichskyクンの作品でご紹介します。 |
平成18年4月11日 | 歌詞の打ち込みミスの訂正 |