祖国築くぼくら

【作詞】渡辺 一利
【作曲】大西 進

1.朝日に輝く 美しい富士の
  裾野に広がる 緑燃える大地
  武器を作るまじと 闘う工場に
  流すこの汗が祖国をきずく
  きずこう きずこう 豊かな祖国
  *花咲く 未来を 僕らの腕に
   ああ祖国築く ぼくらの腕に

2.嵐に恐れず つき進むぼくら
  黒潮逆巻け 七つの海結べ
  基地を許すまじと 闘う畑に
  流すこの汗が祖国を築く
  進もう 進もう独立めざし
  * くりかえし

3.夜明けの道を 呼び交わす僕ら
  世紀の闘い 民族の誇り胸に
  侵略許すまじと 闘う祖国に
  流すこの汗が 平和を守る
  開こう 開こう あたらしい歴史
   花咲く 未来を 僕らの腕に
   ああぼくら築く 輝く明日を   


1968年、うたごえ20周年は、70年安保を控えた社会的高揚の中で迎えました。とにかく当時のバイタリティは、多くのデモ・集会の数に表れていたと思います。
   4.28:沖縄デー
   6.23:安保
  10.21:国際反戦デー
等など、年中行事のようににぎやかに行われてました。
東京の場合、代々木公園・清水谷公園あたりがスタート地点。解散が新橋の土橋、または東京駅の八重洲南口あたりでした。ジグザグデモ、フランスデモいろいろとパターンもありました。思いは、この歌詞のように、「祖国を築くんだ」という気負いがありました。

JASRAC情報

製作日誌:
平成13年5月 MIDIを作成
平成18年1月18日 歌詞の間違い訂正
平成18年4月11日 テナーパートのバランスを調整。
「♪武器を~」からの音色を「BrassSection」に統一。
エンディングをシンプルにしました。