月見草の花

【作詞】山川 清
【作曲】山本 雅之

はるかに海の見える丘
月のしずくを吸って咲く
夢のお花の月見草
花咲く丘よなつかしの

ほんのり月が出た宵は
こがねの波がゆれる海
ポーと汽笛を鳴らしてく
お船はどこへ行くのでしょう

思い出の丘 花の丘
今日もひとりで月の海
じっとながめる足もとに
ほのかに匂う月見草



「月見草」というとまして、太宰治の有名なフレーズ「富士には月見草がよく似合う」という「富嶽百景」の一節がありますけど、太宰治がみたのは月見草ではなく、マツヨイグサだった、ということらしいです。
季語は「夏」、花言葉は、「美人」「自由な心」「うつろな愛」「無言の恋」「浴後の美人」
マツヨイグサ(待宵草)なら、「移り気」「温和」「協調」「ほのかな恋」「浴後の美人」ということだそうです。

因み、この作者、山本正之ではありません。
ですから、「名古屋はええよ!やっとかめ」も作っておりません。
ヤッターマンも違います。
念のため。

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年8月23日 歌詞のみ
歌詞は、仙台の「うたごえ若人」の歌集より。
MIDIは眞理ヨシコのCDで採譜中です。
かなりテンポが速いですよ。
平成21年8月24日 MIDIをアップしました。
二木さんのサイトなどでは、「夢のお花の」の「は」が4分音符のEですが、真理ヨシコはこの楽譜のように歌っております。
JASRACの歌手の表示順はどういう並びかわかりませんけど、眞理ヨシコが一応1番なんで、多分、元々はこういう歌い方だったのかな、って思っております。