ふるさと
【作詞】森田ヤエ子
【作曲】荒木栄
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん
1.ふるさとに根を下ろし
闘いの中に咲く
恋の花は 永久にあかく
2.ふるさとの根雪をとかす
闘いにあけくれる
誓いの言葉 永久にかたく
3.ふるさとはいまジェット機に
憎しみの声高く
闘いは 永久につづく
4.ふるさとに春を呼ぶ
闘いの中に育つ
愛のみのり 永久にゆたか
1962年3月の作品です。その5月に久留米医大病院で最初の手術を受けています。多分この頃、体力的につらい時期だったと思います。でも、8月に最後の「我が母の歌」を作るまで、まだ10曲以上の作品を残しているのですから凄い。
この曲は、祝婚歌ですが、「花を贈ろう」「よろこび」とは違って、結婚したら女性は組合などの活動をやめると言う風習(いかにも九州らしく、組合活動に限らず、社会生活全般を絶って、家庭に入るという)を打破したいと言う気持ちが込められています。この曲を贈られた新郎は、九州男児としての伝統をとるか、女性の社会進出を認める民主的亭主になるか、多分、悩んだのでしょうね。
4小節の前奏に続いて歌い始めてください。
JASRAC情報はありません
製作日誌:平成14年11月19日 | 歌詞のみ |
平成16年2月9日 | MIDI作成 |