midi版はこちら    mp3版はこちら  ただいまMP3で演奏中 黒潮の歌

黒潮の歌

【作詞】森田ヤエ子
【作曲】荒木栄
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

1.春をしらせる黒潮は
  金門~沖縄うずまいて
  たたかう祖国の雄叫びを
  ふところにしてやって来た

2.野火のように旗は燃え
  新島~高松取り囲み
  たたかう祖国のよろこびを
  手にたずさえてやって来た

3.海原を越え山河越え
  共通の敵アメリカ帝国主義と
  ともにたたかう友情に
  足並み揃えてやって来た

4.未来を拓く闘いの
  中国~日本の励ましは
  六億の腕と固く組み
  歌声あげてつき進め


1961年夏、うたごえの大家、チェロリストの井上頼豊を団長とする訪中団が中国公演を行った際に、九州代表団に託された力作。三池・安保闘争を闘ってきた炭鉱労働者の気持ちを込め、共通の敵に対する連帯の心を歌い上げています。

フムフム、共通の敵ねェ。誰のことだろう。あっ、歌詞に書いてあるか。30年前はね。

61年ごろに6億云々は、チトおかしいかな。
中国では49年の建国当時、5億4千万人と推定されてました。 54年には既に6億人を超えており、将来の急増を危ぶんで57年に「新人口論」が出ています。「増加が急だと消費が過熱されて貯蓄が減る。再生産のための投資がまかなえない」というものです。
ところが、これに対して、毛沢東は「人口が多いほど武器になる」と産めよ増やせよと「人口資本説」を展開。文化大革命を経て、中国の人口は10億人を超えます。ここでかの「一人っ子政策」に変わったのが79年。このため、今度は高齢化社会の問題を内包することになってます。2000年に65歳以上は8000万人6.8%に対して経済を支える15~64歳の連例構成は8億7千万人68.3%。これが2050年には、それぞれ22.9%、61%とみられています。(H15.9.21朝日新聞「一人っ子の功罪」より)

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製作日誌:
平成14年11月19日 歌詞のみ
平成15年9月20日 MIDIデータ作成
平成17年7月6日 MIDIの間違いを訂正
掲示板で「さっとん」さんからのご指摘。2小節目の「しらせる」の部分は「G F D C」のところが「G F E C」になってました。
ありがとうございました。
平成18年1月18日 おなじく、さっとんさんからのご指摘で、「金門~沖縄うずまいいて」と「い」がだぶっています、とご指摘をうけました。
平成18年4月9日 昨年7月6日にMIDIの間違いを訂正しましたが、MP3の方の修正を行ってませんでした。