採炭のうた
【作詞】坂本 茂雄
【作曲】荒木栄
【MIDI作成協力】マルちゃん
1.ゆるむ心の くさびを締めて
元気いっぱい 坑口下りゃ
キャップランプの 光は映えて
地下は千尺 地下は千尺 地下は二千尺
2.はずむ腕に 血潮はたぎり
ドリルうなれば ピックもほえる
なんの炭壁 くわせろマイト
出たぞ 利いたぞ 出たぞ 利いたぞ 炭の山
3.地下のもぐらよ 組合仲間
顔は黒いが 心は清い
俺もお前も 想いは同じ
明日のしあわせ 明日のしあわせ 築こうぜ
1950年の作品です。
古い作品のため、作曲当時の資料が少なくなっているらしいです。1番2番は誰かが作ったものに曲をつけ、3番を荒木栄が追加してます。
そう思って歌詞を読むと、1・2番と3番で構想が全然違いますね。
荒木栄自身は三池製作所で機械組立ての部署に配属になってます。もちろん、仲間から現場の作業についてはいろいろと聞いていたと思います。その情景描写に徹しているのが1・2番ですね。
そんな中に、炭掘る仲間の連帯を加味して素晴らしい全体像を築き上げているのだと思います。
製作日誌:
平成14年11月17日 | 歌詞のみ |
平成16年2月3日 | MIDIデータをアップしました |
平成16年2月14日 | どうも歌いにくいと思っていたら、歌詞が抜けてました。「地下は千尺」を繰り返すんですね。楽譜のミスプリです。(←と他人のせいにする。ヘヘヘッヘ~) |