新さくら音頭
【作詞】荒木栄
【作曲】荒木栄
【MIDI作成協力】マルちゃん
1.さくらさくらよ
さくらの花よ(ホイ)
春日うらうら 今花盛り(コラサット)
花のあつまり
花のあつまり
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
若い命を こめて咲く
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
2.さくらさくらよ
さくらの花よ(ホイ)
風にひらひら 舞う花吹雪(コラサット)
花のひとひら
花のひとひら
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
明日の願いを こめて散る
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
3.花の命は
みぢかくて(ホイ)
苦しいことばかり多いけど(コラサット)
花のつどいが
花のつどいが
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
生きる力を こめて咲く
ホレ ヤッコラサ ホレ ヤッコラサ
1955年4月の作品です。
「新」というからには「従来型さくら音頭」があるんでしょうね。
ネット検索をしたら、1934年の映画で「さくら音頭」がありました。荒木栄が10歳の時にこの映画を見ているとは思えませんので、これはボツ。
盆踊り決定版②というCDにさくら音頭が入ってます。早速「ふくちゃんの音楽室」などで調べてみましたがありませんでした。そもそも、九州でさくらというとどこが有名なんだろう?やっぱ大宰府ですか?
炭坑節の歌詞では八重椿、桜は出てきません。黒田節では♪春の弥生の曙に 四方の山辺を見渡せば~~ってあるけど、さくらの「さ」の字も出てきません。
多分はるかサンの生まれ故郷「三川町5丁目」のバス停近くのきわめてローカルな「さくら音頭」だったんかな?
ところで、民謡を調べていたらはるかサンとこの、「久留米のそろばん踊」っていうのがあるんですね。こういうお祭りもそのうちに取材にゆきたいですね。
やはり、うたごえと民謡は切っても切れぬ仲。
とわいえ、最近のうたごえ祭典ではあまり民俗芸能の掘り起こしには力を入れていないみたいですね。もう掘りつくされたのかな?
久留米在住のはるかサンからの情報です。
(掲示板スレ#2042から転載)
大牟田で桜と言えば「延命公園」が有名です。
200本の桜(ソメイヨシノ)が爛漫と咲き誇ります。
市民体育館の前には キャップランプをつけた坑夫像があり、その裏手には死者457名、一酸化炭素中毒患者839名という多大な犠牲者を出した炭塵爆発事故「三川鑛大災害殉職者慰霊碑」があります。
下のは普通の観光案内です。延命動物園の紹介もあります。
http://www.yado.co.jp/hana/fukuoka/enmei/enmei.htm
あと熊本県荒尾市になるのですが、大牟田駅から荒尾行き西鉄バスに乗って「三川町5丁目」の次のバス停「四ツ山」で降車すると、県境にある四ツ山公園(四ツ山坑の近く。有明海と荒尾・大牟田市街を一望できます。こくんぞさんで知られる四ツ山神社には四ツ山古墳があります)が300本のソメイヨシノで有名で、万田公園(三井三池炭鉱旧万田坑施設(国指定重要文化財)と万田炭鉱館が近くにあります)も桜がとてもきれいです。
三川坑の近くで桜と言えばやっぱり四ツ山の桜でしょうね。「新さくら音頭」の桜は四ツ山じゃないかと思います。大牟田市立三里小学校の歓迎遠足はいつも四ツ山でした。
JASRAC情報はありません
製作日誌:平成14年11月17日 | 歌詞のみ |
平成15年12月31日 | マルちゃんが主旋律部のMIDIデータを作成してくれました。 | 平成16年1月6日 | 大牟田の桜について記載。 MIDIも作成しました |