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うたおうよおどろうよ

【作詞】荒木栄
【作曲】荒木栄

１．歌おうよ歌おう
　　みんなで歌おう
　　きれいにきれいに並んで
　　楽しく愉快な　今宵のこの歌を
　　夜ぞらの星が
　　きらきらきらきら光る
　　声を揃えて　歌おうよ

２．踊ろうよ踊ろ
　　みんなで踊ろ
　　丸く丸く輪になって
　　楽しく愉快な
　　今宵のこの踊り
　　こがねの稲の
　　豊かな豊かなみのり
　　手振りを揃えて　踊ろうよ

３．歌およ踊ろよ
　　平和のねがい
　　心に心に　しっかり抱いて
　　みんなで仲良く美しく
　　声を揃え
　　手拍子　手拍子揃え
　　歌え踊れば　夢がわく

宮沢賢治の童話を基にしたオペレッタ「ひのきとひなげし」の挿入歌です。「詩だけ後で書き直した」と荒木栄のコメントが残っているそうです。

ひなげし＝虞美人草はケシの一種。この童話によるとアヘンがとれるらしいです。アグネスチャンの歌「♪丘の上ヒナゲシの花が～」。そんなにアヘンの素があってもいいのだろうか。とにかく物語りは、自分たちの美しさゆえに悪魔に騙されそうになったときに、ヒノキに助けられるというものです。自分のいるべき場所で輝くことが美しいのだと、ヒノキかヒナゲシたちに教えます。「分相応に」ということでしょうか。

青空文庫で調べたのですが、あいにくこの作品は「作業中」とのことでした。