ジョニーが帰ってくる時
【作詞】Louis Lambert
【作曲】Louis Lambert
05.03.13に掲示板経由で「あわれさん」からのいただいたリクエストです。
この曲、南北戦争当時のミリタリーソングで、アメリカでは中学・高校の愛唱歌「When Johnny comes marching Home」という凱旋歌です。
1863年に作られたそうで、原曲はアイルランドのフォークソングです。
同じJohnnyでも、「Johnny Has Gone For A Soldier」ジョニーは兵隊に、はプロテスタントフォークでよく歌われてました。
このJohnnyですが、女の子のJaneに対して、男の子のポピュラーな名前、Johnの愛称です。
色々なJohnny君がいて、
Johnny-come-latelyといえば新米、新参者
Johnny-jump-upはスミレ・パンジー。あまりきれいなんで、踏まずにまたいでゆくと言う意味かな?
Johnny-on-the-spotは、待ってましたとばかりに駆けつける人、機転のきく人の意味。などなど・・・
Honest Johnといえば、正直もののジョンさん、ということになりますが、こちらは、ミサイルの愛称でもありましたね。
ゴルフの賭けでも、オネストジョンというのがあって、事前にスコアの自己申告をして、Overで一番近い人が掛け金の総取りになります。掛け金は、申告スコアと実際のスコアの差分ですが、Over分は、1打につき、例えば100円。Under分は1打につき200円。
普通のハンデベースの握りの場合は、低いハンディの方が有利ですけど、このオネストジョンはかなり公平な賭けだと思ってます。
賭けに公平もへったくれもないか、アハハ
歌詞の中にある、Hurrahですけど、ハラーとか、ホラーって発音で、万歳とかフレー(Hooray)とか、歓喜・賞賛の時の叫び声です。
ロシア語のウラーと同じみたいです。やっと読み終わった「菜の花の沖」でロシアの水兵さんが高田屋嘉兵衛の日露戦争(江戸時代の話です)回避の功績を称えて「ウラァ、タイショウ」って叫ぶ最後の場面は感動モノでした。
製作日誌:
平成18年7月1日 | 歌詞のみ お馴染みの曲ですが、楽譜が見つからず探し続けてました。 今日、紀伊国屋で輸入物を見つけて買ってきました。 Paperback Songsシリーズの「International Folk Songs」という、アメリカのHal・Leonard社のものです。定価がUSD5.95ですから、輸入モンの為替レートって176円。相変らずですね、この業界は。 Amazonでは、日本での中古本しか買ったことがないですが、洋書の取り寄せってどうなんでしょうね。 PaperBack Songシリーズには、この他にも、Beatles、ElvisPresleyなどありますんで、一度やってみようかな。 |
平成18年7月2日 | MIDIをアップ |