赤いサラファンKRASNYJ SARAFAN
【作詞】ロシア民謡 【作曲】ロシア民謡 【訳詞】津川主一 【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky 赤いサラファン ぬうてみても たのしいあの日は 帰えりゃせぬ たとえ若い娘じゃとて 何でその日がながかろう 燃えるような そのほほも 今にごらん いろあせる その時きっと 思いあたる 笑ろたりしないで母さんの 言っとく言葉をよくおきき とは言えサラファン ぬうていると お前といっしょに若がえる |
サラファンとは婦人用エプロン風の民族衣装です。中世の宗教上の制約もあって、教会と農村の歌しかなかったロシアに「歌の時代」がやってきた1830年代につくられ、当時から「貴族の客間でも百姓小屋でも至るところで誰もが歌った。」との事です。(Iwakichsky)
サラファンは上記イラストのようなものです。先日、新宿の歌声サークル「カチューシャ」に行ったとき、厨房をやっていた女性が、最近ロシアに行った時のお土産で買ってこられており、その写真を見せてもらいました。あいにく、青系のものでしたが、うたごえ喫茶の調理場の方がこういう民族衣装を着ておられると、なかなか雰囲気が出ていいですね。
サラファンについて、世界大百科事典から転載
20世紀初頭まで日常着として用いられていたロシアの女性の民族服。幅のせまいひもで肩から吊り,胸の部分は体に沿い,裾のほうへ広がった丈長のジャンパースカート状のもの。胸高の切替えがあり,スカートにはプリーツやギャザー,フレアーなどを入れ,全体に裏地を張るので裾ひろがりの吊鐘形となる。ルバシカと呼ばれるシャツ風のものを下に着る。古いものは直線裁ちが多く襠(まち)が入る。素材は手織り木綿,麻布,絹などを用いる。14~17世紀には男性の上着をも意味し,ピョートル大帝時代以前にはもっぱら貴族の衣服であったが,19世紀にロシア各地の農民や一部の都市住民に広まったという。
製作日誌:
平成15年5月5日 | 歌詞のみ 特別出演 マリちゃん of My Daughter |
平成15年5月11日 | MIDIデータをアップしました |
平成15年7月6日 | 池ヶ谷さんのご指摘でコメントを修正・追記 |
平成21年9月21日 | 「言っとく言葉」になってました。 MAEDAさんからご指摘をいただきました。ありがとうございます。 |