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秋保のはる

【作詞】坂口和則
【作曲】坂口和則

１．根雪も消えた秋保の里に
　　庭一面のイヌフグリ
　　野には芽を出すふきのとう
　　頬擦る風もさわやかに
　　待ちわびた春は　すぐそこに
　　うれしい春は　すぐそこに
　　みんなと一緒に出かけよう
　　春を見つけに　出かけよう

２．雪解け水をたっぷり含み
　　踏めば柔らか　春の苔
　　木々の枝には緑の芽
　　桜の枝にも真っ赤な芽
　　待ちわびた春は　すぐそこに
　　うれしい春は　すぐそこに
　　みんなと一緒に出かけよう
　　春を見つけに　出かけよう

３．冷たい雪に閉じこめられた
　　秋保の里にも　陽の光
　　耳に優しい小鳥の声も
　　人の心をほっこり包む
　　待ちわびた春は　すぐそこに
　　うれしい春は　すぐそこに
　　みんなと一緒に出かけよう
　　春を見つけに　出かけよう

　　春を見つけに　出かけよう

2006年全国創作合宿での創作曲24曲の中一つで、たまたま宿舎で同室だった大阪PeaceCallのGucchanの作詞作曲のものです。

Gucchanが日本のうたごえ祭典inふくい・北陸のHPの掲示板に4月5日に書き込んだレポートを転載させてもらいます。
　お久しぶりです。私も行ってきましたが、秋保温泉から少し山に入ったところにある「藁の家」での創作活動、私には珍しく「詞」が一編できました。
裏庭には「イヌフグリ」をはじめ、都会育ちの私にとって見たこともない小さな草たちが小さな花を咲かせたり、蕾をふくらませたりと、春の訪れを待ちわびるように元気に生きていました。木々の梢にも小さな芽が芽吹き、かすかに鳥の声も聞こえました。そして初めて生で見る「フキノトウ」、名前だけ知っていた「スギゴケ」や「ゼニゴケ」、春っていいですね。

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