雨降りお月さん
【作詞】野口 雨情
【作曲】中山 晋平
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん
1.(雨降りお月)
雨降りお月さん雲の蔭
お嫁にゆくときゃ誰と行く
一人でからかささして行く
からかさないときゃ誰と行く
シャラシャラシャンシャン鈴つけた
お馬にゆられてぬれて行く
2.(雲の蔭)
急がにゃお馬よ夜が明けよう
手綱の下からちょいと見たりゃ
おそででお顔をかくしてる
おそではぬれても干しゃ乾く
雨降りお月さん雲の蔭
お馬にゆられてぬれて行く
7月5日にともしびで、2番の歌唱指導を受けてきました。
今日(7/9)、西新宿のトミで、「なんで曲が違うの」と尋ねたら、MurakamiさんとMutoさんから「最初は同じだったんですが、日本語のイントネーションから合わない」という指摘があり、それに合わせた形で2番を作り変えたそうです。
この歌の背景は、いまの北茨城市に住んでいた野口雨情が、栃木県の喜連川から奥さんを迎えた時のもの、という解説もMurakamiさんからいただきました。
H18.4.23
この曲の詩は、大正14年、「コドモノクニ」に「雲の蔭」の題で1,2番が発表されました。この詞は、中山晋平が作詞のときに一つにして、同年「童謡小曲集(九)」に収載したもの。当初は「雨降りお月」という呼び捨てでした。大阪のさんとんさんからのご指摘をいただき調べてみました。
製作日誌:
平成17年7月9日 | 歌詞のみ |
平成18年4月23日 | タイトルに「さん」が抜けてました 2番の歌詞の1行目の「夜が明ける」は「夜が明けよう」でした |