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アンジェラスの鐘

【作詞】梅原 司平
【作曲】梅原 司平

この街にまた夏が来て
川面光り緑燃えて
坂の街に歌はあふれて
遠い日々を想う
※私の街 長崎
 消さないで愛の灯
 アンジェラスの鐘よ
 歌うなら平和を

薄紅の夾竹桃は
あの日消えた乙女達
恋も知らず愛も告げずに
風に揺れる花よ
※くりかえし

鐘の音が入江を渡り
街に夜の帳(とばり)下りて
稲佐山に流れる星は
遠い夏の生命
※くりかえし x 2


2000年7月18日に最高裁判決で勝訴した、原爆症認定を求めた松谷英子さんを思い作られた曲です。

「長崎の鐘」というと、浦上天主堂の「アンジェラスの鐘」を指しています。
そもそも、アンジェラスAngelusというのは、Angel=エンジェル=天使からきているので、特に浦上天主堂の鐘の固有名詞ではありません。
そこらじゅうにあるようですが、この曲の場合は、歌詞にもある通り長崎のものですね。

Angelusそのものは、カトリック教会で、聖母マリアに対する受胎告知の記念に朝・昼・晩に行う祈祷のことです。

JASRAC情報
製作日誌:
平成22年3月4日 歌詞のみ
平成22年3月11日 MIDIをアップ