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青い空は~ちょうちょ

【作詞】小森 香子
【作曲】大西 進
【合唱編曲】井上仰子

(1) 青い空は青いままで
子どもらに伝えたい
青い空は青いままで
子どもらに伝えたい


ちょうちょ ちょうちょ
菜の葉にとまれ
菜の葉に 飽いたら
桜にとまれ
桜の花の
花から 花へ
止まれよ 遊べ
遊べよ 止まれ


リーンローン ラーンローン
リーンローン ランランロン
リンロンリンロン リンロンリンロン
ランロンランロン ランロンランロン
リーンローン ラーンローン
ローンローン ランランロン
燃える八月の朝 
影まで燃え尽きた
父の母の 兄弟たちの
命の重みを 肩に背負って
胸に抱いて

(2) 青い空は青いままで
子どもらに伝えたい




一番星 見つけた
あれあの森の 杉の木のてっぺんに
一番星 見つけた
あの夜 星は黙って
連れ去って行った
父の母の 兄弟たちの
命の重みを 今流す灯篭の
光に込めて

(3) 青い空は青いままで
子どもらに伝えたい
全ての国から
戦(いくさ)の火を消して
平和と愛と 友情の
命の輝きを この堅い握手と 
うたごえに込めて
うたごえに込めて



青い空は」は、うたごえの中でも名曲だと思います。

1971年に誕生したこの曲を、チェロ奏者、故井上頼豊さんの奥さん井上仰子さんが、このように合唱編曲をしたのですが、経緯はこうです。
当時、井上仰子さんが指導をしていた世田谷お母さんコーラスが、子どもたちと一緒に歌えるようにと、まず、「親子ばとコーラス」を発足させ、出来たばかりの「青い空は」を練習してました。
練習の中でのこんなひらめきがありました。

「青い空は」を子どもたちと一緒に歌えば、青い空はさらに青く、蝶が美しく舞う空になる。
「蝶々」ならオムツの子どもでも片言で歌える。
♪青い空は~のフレーズを繰り返し、その上に無垢な幼子の心をのせよう。
 そのあとは、美しくの山に響く平和の鐘
 かわいらしく振る小さい鈴の音を
♪2番は、「一番星見つけた~」から「星は黙って~」へ
♪3番は、世界の平和大行進へつないで行きたい・・・・
こうして、「青い空は~ちょうちょ」が誕生しました。

そして、1971年共立講堂で開催された日本のうたごえ祭典で発表され、満場の拍手で受け入れられました。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年7月20日 歌詞とMIDIをアップ
平成20年7月21日 MIDIの打ち込みミスを訂正