安里屋ユンタ
【作曲】沖縄県民謡
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん
サー君は野中の茨の花か(サーユイユイ)
暮れて帰れば ヤレホニ 引き止める
*マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨサー
嬉し恥かし 浮き名を立てて
主は白百合 ヤレホニ ままならぬ
*くりかえし
サー田草取りなら いざよい月夜
二人で気がねも ヤレホニ 水入らず
*くりかえし
サー染めて上げましょ 紺地の小袖
かけておくれよ なさけのたすき
*くりかえし
サー沖縄よいとこ 一度はおいで
春夏秋冬 花みてくらす
*くりかえし
沖縄・八重山群島の民謡で、うたごえ喫茶でもおなじみですね。
"ユンタ"といっても、猫(マヤー)ユンタからいろいろとあります。
八重山群島では、建築・道普請などで共同作業を行う際に、相互扶助の習慣があり、結(ゆい)の制度というそうです。
その共同作業を行う時の歌が「結(ゆい)歌」であり、それがなまって、「ユンタ」になったとか。(長田暁二「日本の民謡」西日本編より)
囃し言葉の「マタハリ~」は、「ああ、なんと可愛い、いとしい娘であることよ」という意味ですが、語源は、なんとインドネシア語。
マタハリ=Mata Hari=太陽
チンタ=Cinta=愛 → Saya cinta pada mu = I love you
そういえば、ゴーヤチャンプルってありますよね。Canpurチャンプルは混ぜると言う意味のインドネシア語です。
どういう関係なんでしょうね。
カヌシャマヨは愛しい人という意味の沖縄方言だそうです。
サーユイユイは、広沢虎造が浪曲調で歌ったのが始まりとか。
「マタハリの、死んだら神様よ」は、ドイツの女スパイ・マタハリに引っ掛けたものですが、日劇がルーツだそうです。
製作日誌:
平成18年9月19日 | 歌詞のみ |
平成18年10月9日 | MIDIをアップ |