新しいあいつ
【作詞・作曲】ラジオ中国芸能労組
1.「よおっ」しばらくどうしてる
ある朝あいつに出会ったら
「パチンコ止めた」とわらってる
「ええかっこすんな」と、どやしてやると
「ガンバローぜ」とぬかしやがった
生き生きと明日を語る 新しいあいつ
2.「マーっ」しばらくどうしてる
ある朝あいつに出会ったら
「疲れてるね」と笑っている
「お互い様よ」と横向いてやると
「闘おうぜ」とぬかしやがった
生き生きと明日を語る 新しいあいつ
3.「おっす」しばらくどうしてる
ある朝あいつに出会ったら
「彼女ができた」と笑ってる
「共稼ぎだな」とからかってやると
「共闘だよ」とぬかしやがった
生き生きと明日を語る 新しいあいつ
何とまあ、楽しい歌じゃァ、あ~りませんか。
口語体の日常会話をそのまま歌詞にしており、かつ、会話がとにかく現代風若者言葉。後ろから近づいて、いきなり肩を「ポン」とたたいて、こんな会話は、よくありますよね。
ラジオ中国で「検索」をしてみると、広島の「RCC中国放送」がヒットしました。エーちゃんは関東圏の人間ゆえ、広島のほうはトンとご無沙汰ですが、ラジオ中国が今では「RCC中国放送」の中に組み込まれているのでしょうか。とにかく、中国地方の放送労働者は、こんな楽しいユーモアあふれるうたごえを作っちゃうんですから、テーしたもんだ。でも、ラジオ中国の新入社員はこんな「オチャマ」な人が多かったんだろうかな?
【H17.1.19】掲示板からlunatyさんのカキコミから
「ちょっとUpdate」をみて、ひょっとしたらと思って聴いてみたら、やはりあの「あたらしいあいつ」でした。
エーちゃんのコメントに「会話がとにかく現代風若者言葉」とありますが、このうた、1965年頃の唄ですよね。
当時、日本のうたごえ祭典の合唱発表会かなんかで聞いて、凄く新鮮な感じを受けたことを覚えています。自分は地方の大学の学生でしたがよくうたったものです。60年中期のうたごえのうたの典型の一つともいえるのではないでしょうか。
当時の歌詞(1965年日本のうたごえ歌曲集第二集)では、タイトルは「あたらしいあいつ」とあります。なお、漢字使いの問題は別にして、「よおっ」は「よう」、「ガンバローぜ」は「がんばろうぜ」、「マーっ」は「まあ」、「闘おうぜ」は「たたかおう」、「共闘だと」(「共闘だよ」のミス?)は「共斗だよ」とあり、いずれも、そのほうがいいように思いますが、如何でしょうか。
JASRAC情報はありません
製作日誌:平成14年4月 | MIDIデータを作成 |
平成16年11月27日 | リズムなどを若干修正。 |
平成17年1月19日 | 掲示板のカキコミ情報を転載 |