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チェレムシナ

【作詞】ウクライナ民謡
【作曲】ウクライナ民謡
【訳詞】関鑑子

森に響くカッコー つばめ巣づくりに飛び交う
羊の群れ追う牧童 うぐいす ささ鳴きはるか
※花盛りはチェレムシナ 競うはあでなカリーナ
 娘は待つ 静かな庭 ただひとり

木陰を歩む乙女 高い山並み見とれ
白樺の露払い カリーナ髪に飾る
※繰り返し

日は沈みかなた地平線 牧場に歌う牧童
「ゆくよ 君の所へ 小屋に羊追ってから」
※繰り返し

夕闇せまり羊は 川辺冷たい水飲み
庭には娘と牧童 楽し語らい春の宵
※繰り返し


チェレムシナはウクライナ語で、ロシア語ではチェリョームハと呼ばれる「白い花をつける実ザクラの一種」。
以上

というわけで、ウクライナについて。
現在のヴィクトル・ユーシチェンコ大統領は、例の毒殺(?)未遂で、スッゴい男前が顔中が月面みたいになってしまった人ですよね。
ソ連が崩壊して、CISになって、いくつかの独立国家の共同体になってますが、一番でっかいのがロシア。ウクライナは2番目の約60万平方Kmの広さ。黒海の北側。

ウクライナというと、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故。保守点検のため25日より原子炉停止作業中であった出力100万KWの4号炉で,26日午前1時23分(モスクワ時間)暴走事故が発生し大爆発。原子炉とその建屋は一瞬のうちに破壊され,爆発と引き続いた火災にともない,大量の放射能放出が約10日間継続したというもので、未だにイギリスまで含めた広大な地域で放射能汚染と後遺症に悩まされている人々が多くおります。

この曲のような、のどかで平和な生活を送っている人々を一瞬にして恐怖のどん底に叩き落してしまう原発。
2004年度、東京電力の発電の33%は原子力発電。そのHPには、「今後とも、電力需要の増加が見込まれる中で、長期的な安定供給の確保、地球温暖化防止などの観点から、一定の原子力比率を保っていきたいと考えています。」って書いてますけど、ホントに安全なの?地球を人質に取ったような言い方に、?マークが100個以上、エーちゃんの頭の上を飛び回ってます。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成18年7月2日 歌詞のみ
平成18年7月5日 MIDIアップ