縁の糸
【作詞】竹内まりや
【作曲】竹内まりや
「袖振り合うも多生の縁」と古くからの伝えどおり
この世で出逢う人とはすべて 見えぬ糸でつながってる
天が描いた シナリオに沿い あなたと私 知り合うの
時に愛して 時には泣いて やがて固い絆へと
どんなに細い縁の糸も 物語運んでくる
「つまずく石も縁の端」なら今日すれちがう旅人が
ふぉと投げかけた微笑みせも 運命からのプレゼント
時空を超えて 何度とはなく 巡り逢うたび懐かしい
そんな誰かを 見つけに行こう 八雲立つあの場所へと
どんな小さな 縁の糸も何かいいこと連れてくる
たとえ糸が もつれ合っても 結び直せば また会える
私たちの果てない夢は ずっと永遠に続くから
強く結んだ縁の糸が 未来の二人 つないでく
未来の二人 つないでく
2008年度後半のNHK朝の連続ドラマ「だんだん」のテーマソングです。
「多生の縁」は「他生の縁」かと思ってましたが、「多生」が正式で「他生」は俗語らしいですね、MS-IMEによりますと。
広辞苑によりますと、「多生の縁」は「生まれ出る前からの多く生を経る間に結ばれた因縁」ということです。
「つまずく石も縁の端」は「故事ことわざ辞典」によりますと、「世の中で出会うことすべて、不思議ななんらかの縁で結ばれている」ということで、ふとつまずいた石も、数ある石の中でたまたまそれにぶくかったわけだから、たとえ縁のはしっくれといっても縁あればこそのこと、ということです。
「一樹の陰一河の流れも他生の縁」ともいうらしいです。
平成21年6月21日 | 歌詞のみ |
平成21年6月29日 | MIDIをアップ |