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学生時代

KENANGAN MASA SEKOLAH

【作詞・作曲】平岡精二
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky

1.つたのからまるチャペルで 祈りを捧げた日
  夢多かりしあのころの 思い出をたどれば
  なつかしい友の顔が ひとりひとり浮かぶ
  重いカバンを抱えて通ったあの道
  秋の日の図書館の ノートとインクのにおい
  枯葉の散る窓辺 学生時代

2.賛美歌をうたいながら 清い死を夢みた
  何のよそおいもせずに 口数も少なく
  胸の中に秘めていた 恋へのあこがれは
  いつもはかなくやぶれて一人書いた日記
  本棚に目をやれば あのころ読んだ小説
  過ぎし日よわたしの 学生時代

3.ローソクの灯に輝く 十字架をみつめて
  白い指をくみながら うつむいていた友
  その美しい横顔 姉のように慕い
  いつまでも変らずにと 願った幸せ
  テニスコート キャンプファイヤー
  なつかしい日々は帰らず
  すばらしいあのころ 学生時代


1964年ペギー葉山のための書き下ろし。団塊の世代には大変懐かしい曲ではないかと思います。これには替え歌がありネットで調べたところ見つかりました。これは前々から載せたくて仕方がありませんでした。
元はここにあります。(他にも面白い替え歌が沢山あり笑えます。)
http://seikeiken.hypermart.net/engei/
(Iwakichsky)

この曲の副題は上述の通りKenangan Masa Sekolahというらしいのですが、なんでインドネシア語ナンでしょうね?

学連時代

立看の続く並木で アジビラを配った日
デモ多かりしあの頃の 思い出をたどれば
なつかしいポリ公の顔が ひとつひとつうかぶ
重い赤旗かかえて デモったあの時
雨の日の横須賀の 空母と原潜の姿
警棒の降るゲート 学連時代

インターを歌いながら 革命を夢見た
何の授業にも出ずに 単位も取らずに
胸の中に秘めていた 暴動へのあこがれは
いつもはかなく破れて 一人帰る家路
本棚に目をやれば あの頃読んだマルクス
素晴らしいあの頃 学連時代

サーチライトにかがやく 装甲車をのりこえ
スクラムを組みながら 闘った学友
そのやつれた横顔を 兄のようにしたい
いつまでも日和らずにと 祈った女子学生
清水谷、明治公園 なつかしいデモはかえらず
素晴らしいあの頃 学連時代

   *
ビラの散らばる校庭で ストライキをアジった日
夢多かりしあの頃の 思い出をたどれば
なつらしい同志の顔が 一人一人うかぶ
重いコン棒をかついで 通ったデモコース
秋の日の国会の汗と流血のにおい
石ころとぶ羽田 学連時代

 でも私が10年前ある方から教えてもらった記憶では下のような歌詞で恐らく上のがオリジナルなんでしょうが口頭伝承だからどんどんと歌詞が変ってしまい、更に色々なバージョンがあるようです。

ビラの散らばる校庭で 革命をアジった日
デモ多かりしあの頃の 思い出をたどれば
憎らしいポリの顔が 一つ一つ浮かぶ
重い丸太を抱えて 通ったデモコース
秋の日比谷 冬の東大 懐かしいデモは帰らず
すばらしいあの頃 学生時代

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年6月13日 歌詞とMIDI