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青春の歯車

【作詞】土井 大助 
【作曲】すぎやまこういち

君の眸に 僕の白い歯 写ってる
胸にいっぱい 生きる喜び

濡れた睫毛に 小さな星が 光ってる
澄んだ青空 若さの吐息

回る青春 火花散らして ぶつかる歯車
強い 強い 僕らの愛

立ち止まらず 何があるのか 行ってみよう
ぐんと広げよう 大きな夢を 大きな夢を


1968年の労音ミュージカル「青春の歯車」の主題歌です。これまでアコーディオンの伴奏で歌っていたうたごえが、バンド演奏をバックにした「うたごえ」にびっくりさせられました。当時の流行のゴーゴービートとベンチャーズ風のアレンジでぶっ飛んでしまいました。コード進行もPerfediaというベンチャーズナンバーのパクリでしたけどね。
挿入歌で「♪湧き出た、地下水~~~」という曲があり、非常に印象的でした。あのミュージカルの台本って、手に入らないのかな?

今は、クラブ、ちょっと前はディスコ。30年前はゴーゴーで、それもゴーゴー喫茶と言っていたのですよ。新宿では、「トレビ」というゴーゴー喫茶があり、入場料+ワンドリンクで500円でした。最近では、パラパラって言うんでしょ。フロアで踊っている人が全員同じ振り付けで踊るやつ。当時は、まず腰に両手を構えて、左右に体をゆするという、至って単純明快。エーちゃんの身長は173cmで当時としては高い方。踊っている人の頭が右へ左へウエーブしてゆくのを見てました。
70年代になると、ディスコになってきて、新宿では、TommorowとかTogetherなど、紛らわしい名前が氾濫。会社のAfter5で現地待ち合わせをするとき、「明日のトゥモローだ」と念を押しても「一緒のトゥゲザー」に行ってしまう輩がおりました。曲は、「Get Ready」など。これも振り付けが決まってました。最近、銀座の「Kenedy House」といったOldiesパブ(ここも、今のうたごえと同じで、昔の若者でにぎわってます)で生演奏されることがあると、DanceSpaceで、あの振り付けを楽しみます。

話は70年代に戻って、六本木。「最後の25セント」などの絨毯パブが流行ってましたね。靴を脱いでフロアに入って行くのだけと、勤め帰り=つまり一日中靴を履いていたもんだから、店内はあの靴のムレた異様なにおい。もう一つ、六本木。名前は忘れたけど、フィリッピンのオカマダンサーのショータイムのあるディスコもありましたね。
オカマといえば、70年代は、池袋。「青春の館」での「キン太の大冒険」は笑いました。80年代はまた六本木に逆戻り。「シャレ鼠」といった「鼠」チェーンが幅を利かせてましたっけ。......あれ?なんで、青春の歯車がオカマになってしまったんだ?

JASRAC情報

製作日誌:
平成14年1月 本ページの作成
平成15年7月6日 池ヶ谷さんのご指摘で歌詞の訂正。第3節、ぶるかる歯車→ぶつかる
平成16年11月27日 リズムが狂ってましたので修正。
ついでに、メロディをDistorsion系からCleanGuitarに変更。テンポも151→145、やや落としました。