箱根の山(箱根八里)
【作詞】鳥居 忱
【作曲】滝 廉太郎
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん
第一章 昔の箱根
箱根の山は天下の険
函谷関も物ならず
万丈の山 千仞の谷
前に聳え 後に支う
雲は山をめぐり 霧は谷をとざす
昼なお暗き杉の並木
羊腸の小径は 苔滑か
一夫関に当るや万夫も開くなし
天下に旅する剛毅の武士(もののふ)
大刀腰に足駄がけ
八里の岩ね踏み鳴らす
斯くこそありしか 往時の武士
第二章 今の箱根
箱根の山は天下の阻
蜀の桟道数ならず
万丈の山 千仞の谷
前に聳え 後に支う
雲は山をめぐり 霧は谷をとざす
昼なお暗き杉の並木
羊腸の小径は 苔滑か
一夫関に当るや万夫も開くなし
山野に狩りする剛毅の壮士(ますらお)
猟銃肩に草鞋がけ
八里の岩根 踏み破る
斯くこそありけれ 近時の壮士
第三章 現在の箱根
箱根の山は観光地
有料道路も数ならず
ごみの山 人の渦
前に車 後ろも車
ロープウエーはめぐり ケーブルカーもめぐる
昼間は混雑 夜間も渋滞
箱根の自然は 風前の灯火
大きなホテルに 豪華な保養所
こんなものいらんぞ、自然を返せ!
箱根旧道から箱根宿へ
9キロの自然道 みんなで歩こう
環境を守るのが 現代の闘士
箱根、最近は全然行ってませんね。 |
製作日誌:
平成17年6月25日 | 歌詞のみ |
平成17年6月30日 | MIDIを作成 |