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平成不況音頭

【作詞】平成不響叫会
【作曲】平成不響叫会
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

仕事あっても金がない
暇があっても稼げない
だから気合が入らない
今日も財布はすきま風

結婚願望あるけれど
惚れる相手は人の妻
どこにあるのか赤い糸
いつまでたっても独身貴族

結婚　出産　マイホーム
他人の幸せ眺めつつ
自分の幸せどこへやら
２ヶ月続けて寿貧乏

チャレンジ精神あるけれど
それをやるには金かかる
部活に行けずにアルバイト
今日も注文聞き違え

景気が上向き加減だと
ニュースで言っていたけれど
俺たち庶民にゃ縁がない
だけど心は金持ちさ

うたごえ新聞 2007年7月9日号の「紹介曲」より。
2月の全国創作合宿で、おとくら史明、かしう、たかねきみこ、ゆーみん、榊原あきひろグループの作品です。

それにしても最近の若者たちの苦労は並大抵ではないと思います。
働く苦労と、働くための苦労があって、その両方でわれわれの世代（いわゆる団塊です）と違ったものがあるようです。

そういう中でもちゃっかりした若者もおり、最近聞いた話しでは、
あるCISCOの代理店ですが、とにかく定着率が悪いとのこと。２～３年でどんどん変わってしまうとの事。つまり、IT業界では、会社を替わりながらステップアップを図ってゆこうというものです。CISCOは企業内LANで必須のルーターメーカーですが、このルーター技術を習得するためのステップなんですね。
この後、（または前に）データベースのオラクル・マスタープラチナを目指したり、かなり苦労をしているようです。でも、こういう正のスパイラルは苦労といっても前向きですが、問題は負のスパイラルに落ちっている大多数の若者たち。

YahooなどのHPの採用サイトをみますが、かなり積極的に採用活動をやってますが、ハードルが高いのは確か。
そこで、今２０歳の若者なら、２９歳ぐらいを見据えて、まずIT関係で簡単な業務から入って行き、３年ｘ３でステップアップをしてゆくような設計を考えたらどうだろう。
このサイトのコメントでもたびたび述べてますが、サーバー管理というのはすごい重労働ですけど、入門としては敷居は低いんじゃないかな。
ここをスタートラインとして、ハード系、ネットワーク系、開発系にと仕事をしながら学んでゆけばいいと思います。
たとえば、ネットワーク系を狙うなら、その後で、上述のCISCOの代理店あたりに（本家でもいいけど）もぐりこみ、更に磨きをかける、ということでしょうか。
チャレンジ精神があれば、お金かからないですね。お金もらえます。

ターゲットをYAHOOにしてみると、応募用紙にTOEIC、TOFELなどの記載欄がありますから、英語は独力で何とかしなければなりませんね。

♪サラリーマンは気楽な稼業ときらもんた！という歌がありましたが、少なくとも、民間企業の団塊世代以降の方々は気楽な稼業から程遠いサラリーマン人生を送ってきました。

JASRACはありません