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いのちをかけて~被爆者集団訴訟を支援して~

【作詞】武藤昌代・藤村記一郎
【作曲】藤村記一郎

あの日 ヒロシマの 忘れられぬ声
今も体をむしばむ 原爆の苦しみ
病と闘い続け あなたは生きてきた
そして 今 いのちかけて立ち上がる
 世界に伝えたい
 この真実を
 核兵器はいらない
 願いよ とどけ

あの日 ナガサキの あふれる涙
今も世界で繰り返す 原爆の愚かさ
やすらぎを知らぬままに 震える子どもたち
救いたい いのちかけて立ち上がる
 あなたのたたかいは
 みんなのたたかい
 核兵器をなくそう
 この世界から

 あなたのたたかいは
 みんなのたたかい
 核兵器をなくそう
 この世界から


2006年の原水爆禁止世界大会・広島の最後の文化プログラムのステージで歌われました。

その時は、まだ、8月4日に広島地裁が下した原爆症認定集団訴訟41人の原告全員の勝利判決に沸いておりました。
しかし、厚生労働省は8月11日にこれを不服として控訴しております。
現在国が行っている原爆症認定行政は、被爆の実態やその後の経過、診断を下した医師の見解など、原告被爆者の病気の現実に基づくことなく、恣意的に創られた基準を杓子定規にあてはめたものとして、この間の9件のすべての裁判で国側が敗訴してます。
にもかかわらず、国がまたしても控訴したことは、多くの人々が感じているように、高齢化する被爆者の現状を逆手にとった時間稼ぎとしか思えませんね。
そもそも、原爆を投下された国で、本来その被害者を助けるべき政府が、ここまで執拗に法廷で争おうとしているのか、理解に苦しむ所です。
控訴なんか取り下げて、現在の原爆症認定行政を根本的に見直してもらいたいですね。
日本のうたごえ全国協議会厚生労働省への抗議文から)

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年8月12日 歌詞をsaeさんちの掲示板からコピペ
平成18年8月13日 MIDIをアップ