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いつか見る虹

【作詞】イルカ
【作曲】イルカ
【原曲】スメタナ(モルダウから)

愛する者のいることは
幸せなことと思うけど
出逢いがあるから 別れも訪れ
喜び悲しみ 背中あわせ
せめてここに生れたことを
愛おしく思えば
 悲しいだけでは泣きません
 あなたの心も 凋(しぼ)むから
 あたたかな心に 触れた時
 思わず涙が こぼれます
春の女神が 微笑めば
すべての命が 萌え出して
根雪も溶けて 若葉に光り
土に沁みる その時
 歓びの涙の ひと雫
 小川のように 流れれば
 いつしか海原に 辿り着き
 大空に光る 虹となる

私の一番の悲しみは
愛する人と人同士が
時には諍い憎しみ合うこと
どれ程心離れていても
いつか きっと分かち合える
その日が来るまで
 悲しいだけでは泣きません
 私の涙の ひと雫
 いつか虹になれと祈ります
 喜びの光 放ちながら
いつか いつか 愛が・・・
あなたの心 照らす日まで
涙はあたたかく あるように・・・


有名なスメタナの「モルダウ」をフューチャーしてイルカが歌っているこの曲は、2009年日本のうたごえ祭典の女声コーラスで歌われました。

モルダウ川って一体どこだろうと、改めて地図帳を開きますと、チェコのプラハの中心部を流れているブルダバ川のことで、その下流はエルベ川となり、北海に注いでいます。

ドイツ駐在時代の、もう14年前になるのですね、デュッセルドルフから往復2,000kmのドライブでプラハに行ったことがあります。
車で行くメリットは、クリスタル製品をドッサリと買ってくることができること、くらいかな。

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年10月27日 歌詞のみ
平成21年10月31日 MIDIをアップしましたけど、これからの大調整が大変そう。トホホ。
元の楽譜は八分の十二ですので、いつもの通り、四分の四拍子に手直ししてMIDIの打ち込みをするのですけど、とにかく十六分音符の連続。目がチカチカするし、肩は凝るし。それで、打ち込みが終わって鳴らしてみると、もうグチャグチャ。イルカのやさしい感じでが全然でてません。
さてっと・・・
ところで、先日、TVで昭和の曲のベストテンをやってまして、なんと一位が「なごり雪」なんですね。
平成21年11月3日 全体の音量を下げました。
6行目「愛おしく思えば」のところをイルカのうたい方に合せました。
最後の主旋律にかぶせてうたう「いつか、いつか、愛が・・・」の「愛が・・・」の部分もイルカのうたい方にあわせました。
平成21年11月5日 テンポをちょっと上げました。(80⇒83)
Endingの部分もイルカの歌い方に近づけました。