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輝く瞳を呼びもどそう

【作詞】木村邦三
【作曲】木村邦三

いま　太陽がのぼる
深い　眠りの中から
何もかも　動きはじめる
あなたのために　生きてみたいと
未来（あした）に向かって　歩きはじめた
忘れかけていた　あの頃の
輝く瞳を　呼び戻そう

いま　語り合おう
見えない　垣根をのりこえ
誰もかも　行動（うごき）はじめる
苦しいだけで　明日（あした）が見えない
そんな思いを　断ち切るために
未来（あす）を信じる　熱い心と
輝く瞳を　呼び戻そう

いま　起ち上がる
長い　沈黙の壁を
打ち破り　前進（すすみ）はじめよう
あなたの住む街　この職場（まち）だから
愛する家族（ひと）の　倖せだから
要求（こえ）をひとつに　ちから共同（あわせ）て
輝く瞳を　呼び戻そう

全日本金属情報機器労働組合(JMIU)傘下の組合での闘いのなかで生まれた曲らしいです。
金属と情報ってどうもイメージとして結びつかないのですが、鉄鋼関係から、IBMまで幅広い労働者を組織して、労働者の働く場所、権利を守って闘っています。

どういう闘いだったのか、背景を知りたいところですが、三青のハルちゃんの話では、
JMIUの闘いでも日立武蔵の闘いでも、ついこの前の東日本鉄工の闘いもそうだったけど、いつでも「うた」ができて、うたわれているんですね。それで、いつもそのうたの中に家族を思う歌詞がちゃんとある・・・・

うんうん、確かに、「拳」では、
　　♪使命に燃え精を出す　男の仕事
　　　いとし家族守るため　命をかけろ

そういうことです。

ところで、この歌詞、意訳というか、かなり強引な読み方をさせてますね。
そんな歌う楽しみのある曲だと思います。
最近のうたごえ歌集には収載されていない曲ですが、是非、皆さんのうたごえ喫茶でも取り上げてみてください。

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