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案山子

【作詞】さだまさし
【作曲】さだまさし
【MIDI製作協力】マルちゃん

※元気でいるか 街には慣れたか
 友達 できたか
 寂しかないか お金はあるか
 今度 いつ帰る

城跡から見下ろせば 蒼く細い河
橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突
この町を綿菓子に 染め抜いた雪が
消えればお前がここを出てから
初めての春

手紙が無理なら 電話でもいい
「金頼む」の一言でもいい
お前の笑顔を待ちわびる
おふくろに聴かせてやってくれ

※くりかえし

山の麓煙吐いて列車が走る
木枯らしが雑木林を転げ落ちてくる
銀色の毛布つけた 田んぼにぽつり
置き去られて雪をかぶった 案山子がひとり

お前も都会の 雪景色の中で
ちょうどあの 案山子のように
寂しい思い してはいないか
体をこわしてはいないか

(間奏)

手紙が無理なら 電話でもいい
「金頼む」の一言でもいい
お前の笑顔を待ちわびる
おふくろに聴かせてやってくれ

※くりかえし

寂しかないか お金はあるか
今度 いつ帰る


1978年にリリースされた三枚目のアルバム「私花集」に収録された曲で、シングルとしてもヒットしました。
さだまさしの代表曲のひとつでもあり、ともしびの「うたの世界533」にも収載されており、時々リクエストでうたわれています。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年4月18日 歌詞のみ
平成20年5月6日 MIDIをアップ