神田川
【作詞】喜多條 忠
【作曲】南 こうせつ
貴方は もう忘れたかしら
赤い手ぬぐい マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
一緒に出ようねって 言ったのに
いつも私が 待たされた
洗い髪が芯まで 冷えて
小さな石けん カタカタ鳴った
貴方は 私の身体を抱いて
冷たいねって 言ったのよ
若かった あの頃
何も怖くなかった
ただ貴方のやさしさが怖かった
貴方はもう捨てたのかしら
二十四色のクレパス買って
貴方が書いた 私の似顔絵
巧く書いてねって 言ったのに
いつもちっとも 似てないの
窓の下には 神田川
三畳一間の 小さな下宿
貴方は私の 指先見つめ
悲しいかいって 聞いたのよ
若かった あの頃
何も怖くなかった
ただ貴方のやさしさが怖かった
フォーク酒場「昭和」に行った際のバックに作りましたが、最近、このかぐや姫と吉田拓郎、かなり注目を集めてますね。
今日(H18.9.23)も静岡県掛川のつま恋で31年まえを再現したライブが行われたとのこと。
31年ぶりの興奮と思い出を求めて掛川まで出かけられた方も多いと思います。
(エーちゃんは、高麗の巾着田の曼珠沙華を見に行ってきましたが)
今朝のNHKおはよう日本でも特集で取り上げており、当時29歳だった吉田拓郎も今では60歳。
当時、フォークといえば反戦歌だったのに、閉塞感のただよう若者に等身大のフォークを提案して大ブレークした、という解説でした。10月29日にNHKで4時間分のダイジェスト放映をするそうです。
そのNHKの解説では、68曲を歌い、「歌うほうも、聴くほうも角が取れてました」ということですけど、角がとれちゃっていいんですかね、フォークとして。ま、NHKの解説ですからね。
吉田拓郎だけじゃなく、エーちゃんも含めてみ~~んな、同じ世代(±2~3かな)。
同じようなことを考え、怒り、行動してきたんですね、神田川のような青春を送りながら・・・
製作日誌:
平成18年8月25日 | β版MIDIが先に |
平成18年9月16日 | 歌詞をアップ この曲については、99.1.14 にokaguchiさんからリクエストをいただいておりました。遅ればせながら。 |
平成18年9月23日 | MIDIを手直し ウチには、神田川の楽譜が四種類ありました。「かぐや姫LIVE」という古いものから、「歌謡1001」、最近購入した「青春のフォーク名曲大全集」など。MIDI作りには、全音の「歌謡1001」が一番使いやすいですね。前奏・間奏・エンディング・オブリガートまで全部入っており、CDを聴きながら音採りに頭を悩ませずにすみます。 |