川の流れのように
【作詞】秋元 康
【作曲】見岳 章
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん
知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏に 染まるだけ
生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く
季節 雪どけを待ちながら
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら
平成元年、美空ひばりの最後のEP盤です。
当時、おにゃんこクラブのプロデュースで飛ぶ鳥も勢いの秋元康と、美空ひばりではミスマッチングだったのでしょうけど、秋元康の方が美空ひばりのイメージに合わせたんでしょう。
一番イメージが違ったのが、「真っ赤な太陽」。いつもは着物姿の似合う人が、いきなりミニスカートで、お立ち台に乗っかって、そのまわりをブルコメが固めている・・・・好きな曲でした。
以前、NHK日曜日朝の自然百景だったとおもいますが、多摩川の上流をドンドン遡って行き、雲取山のさらに奥までその源流をたどり、ついに、あの広大な多摩川が一滴の雫から始まるという場面を映してました。
この曲も、美空ひばりのそんな人生に例えて、多分、四万十川あたりをイメージして、高知県の不入(いらず)山から土佐湾までの雄大な流れを想定しているんでしょうね。
と思ったら、ギッチョン。ニューヨークのイーストリバーなんですって。もう、やっぱ、こういうのが秋元康らしい構成なんでしょうね。
製作日誌:
平成18年5月27日 | 歌詞のみ |
平成18年6月7日 | MIDIを作成 |