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汽車ポッポ

【作詞】本居　長世
【作曲】本居　長世

お山の中行く　汽車ポッポ
ポッポ　ポッポ　黒い煙を出し
シュシュシュシュ　白い湯気ふいて
機関車と機関車が　前ひき　後押し
なんだ坂　こんな坂
なんだ坂　こんな坂
とんねる鉄橋　ポッポ　ポッポ
とんねる鉄橋　シュシュシュシュ
とんねる鉄橋　とんねる鉄橋
とんねる　とんねる
トン　トン　トンと　のぼり行く

日本のうた100曲選に沿ってMIDI作りをしていたのですが、こっちの「汽車ポッポ」じゃないかもしれませんね、100曲選は。
富原薫・草川信の「汽車汽車ポッポポッポ～」という「汽車ぽっぽ」の方なんでしょう。

あっちが、軍歌調の童謡が氾濫していた中で、あまり悲壮感がなく戦後改作されて生き残ったのに対して、こちらの方は、1927年、御殿場線で山道を登って行く蒸気機関車をテーマに作られたもの。
箱根の山の下を通る丹那トンネルが出来るまでは今の御殿場線が東海道本線だったようです。 1934年国府津～沼津間の熱海線が全通，これを東海道本線とし，従来の国府津～御殿場～沼津間は御殿場線となりました。
東名高速を通って、御殿場から沼津へ走っても大した勾配は感じませんけど、当時の非力な機関車には大変なことだったのでしょう。
歌詞のように重連での運転をしていたのですね。

1974年頃だったかな、4chステレオが流行り、ビクターのCD-4形式のセットを買ったのですけど、おまけについてきたデモテープに四重連の蒸気機関車の生録が入ってました。