マンモス日立の谷間から
1.光を受けて
合唱構成「マンモス日立の谷間から」は、日本を代表する総合家電・重電メーカー日立製作所のInspire HITACHIの宣伝で脚光をあびている光の部分と
対をなす谷間の部分、そこには、働きたくでも働かせないガラスの部屋の物語。
話はちょっとそれますけど、化学工業の老舗、昭和電工は、第2の水俣といわれる新潟・鹿瀬工場のアセトアルデヒド合成工場から排出された有機水銀が
阿賀野川を汚染させた新潟水俣病を引き起こしております。1971年に、原告勝訴が確定してますが、その間には、港区大門にある昭和電工の本社に原告団が
押し寄せ昭和電工の社員とひと悶着を起こしたことがあります。とにかく昭和電工の社員の暴力のすさまじいこと、新聞沙汰になってました。
それから数年のち、その時に、会社から動員されたひとりだった営業マンと一杯やる機会がありました。
黙って聴いていたら、「原告団の連中なんてチョロいもので、チョチョいのチョイさ」って自慢話を始めたんです。
ぶっ飛ばしてやろうかと思ったんですが、もろ体育会系の彼とは、体力差が10倍以上もあるんで、やめときました。
いわゆる愛社精神がひねくれてしまっているんですね。
愛社精神って、「ハイハイそうです」ってなんでも云うとおりにすることじゃなくて、「ダメなものはNo」っていえることですよね。
云うは簡単な話ですが、これがまた結構難しい話。故に、長い目で見ると、そういう人物こそ会社にとって必要なんでしょうけど、
経営は目先の利益ばっか。
特に最近は、短期間で収益を上げることだけが経営に課せられており、以前の年次決算が、半期決算に。今では、四半期決算が主流。
挙げ句の果ては、日次決算まだやりだす会社も出てきてます。毎日、B/S、P/Lをにらめっこ。これじゃ、提言、諫言、聴く耳を持たんでしょうな。
そいでもって、結局は、有能な詩人をひとり失ってしまうんですから、企業としても損失ちゃいますか??
1980.9.14のタイムスタンプのある楽譜から作成してます。
【全曲】 | MIDI | 185K | 14:46 | |
1.光をうけて | MIDI | 24K | 1:40 | JASRAC情報 |
2.とうさん | MIDI | 12K | 1:53 | JASRAC情報 |
3.表現の自由を守れ | MIDI | 55K | 3:03 | JASRAC情報はありません |
4.どんな時でも | MIDI | 16K | 2:34 | JASRAC情報 |
5.勇気を持って | MIDI | 37K | 2:45 | JASRAC情報 |
6.夜明けはもうすぐ見えてくる ~明日のために |
MIDI | 43K | 2:54 | JASRAC情報 |
平成17年12月7日 | 歌詞のみ |
平成18年1月1日 | 2006年の作品第1号です。 |
平成18年1月3日 | 「6.夜明けはもうすぐ見えてくる」が抜けてました |