満州の丘に立ちて
NA SOPKAKH MANCHZHURII
On the Hills of Manchuria
【作詞】MASHISTOV ALEKSEJ IVANOVICH
【作曲】SHATROV ILJA A
【訳詞】井上 頼豊
ベンチャーズの「さすらいのギターMANCHURIAN BEAT」でおなじみですね。このエレキ版原題は「満州ア・ゴー・ゴー」的なイメージですが、どういう訳か「さすらいのギター」ですね。タイトルの翻訳をする人はきっと頭を悩ませたのでしょう。ベンチャーズ(本家はフィンランドのザ・サウンズですが)だから、ギター云々は良くわかります。どこから「さすらい」が出てくるのでしょうか?翻訳者の想像力?いえ違いますね。原曲が「満州の丘に立ちて」で、この歌詞を読んで「ピーン」と来たのではないでしょうか?
さて、本題です。ロシア軍の一兵士だった作曲者シャトロフが戦死した戦友にささげたワルツ曲です。ソビエト最初のワルツと言われてます。
日本は1917年のロシア革命後、その干渉に1918年8月から22年10月までシベリア戦争をアメリカと一緒に引き起こしてます。戦死した友というのは、このときの事なのでしょうね。曲自身は1926年ごろに作られたといわれてます。
製作日誌: