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マークⅡ

【作詞】吉田拓郎
【作曲】吉田拓郎

さよならが言えないで どこまでも歩いたね
街あかりさえ消えて 足音が淋しいよ
わかってくれる ただ一人の君を
はなしたくないのに
冷たいこの世界

みつめたら泣いていた いとおしい君だった
悲しみをこらえてる 傷ついた若い恋
また会う時は 大人になっているだろう
別れたくないのに
冷たいこの世界

(間奏)

また会う時は 大人になっているだろう
別れたくないのに
冷たいこの世界

年老いた男が川面を見つめて
時の流れを知る日がくるだろうか


手元に二つの楽譜があって、一つは最近購入した「青春のフォーク」。これは70年ゴロの拓郎初期のバージョンでゆっくりしたタイプ。
もう一つは、「春だったね」でも使った古い楽譜で、ライブ'73をコピーしたもの。全然感じが違って、アップテンポのノリノリバージョン。
MIDIはライブ'73版を使ってみました。で、オマケの拍手入りです。
多分、ライブで聴いていた人は、最初の前奏で何の曲が始まるのかキョトンとしていたんじゃないかな。で、歌に入って、「おっ!マークⅡじゃん」ということで拍手・・・・
ライブ盤を聞いていて、そういう聴衆の反応を聴くのも面白いですね。
Ventures Liveでも、キャラバンでメルテイラーがボブボーグルのベースをスティックで叩く場面があるのですが、聴いている人は最初はポカンとしていて、数秒遅れて大喝采。当時、ドラムのスティックでベースを叩くという技術なかったですものね。
これって、早速ハナ肇とクレージーキャッツがまねしてましたね。

マークⅡに二つのバージョンについては、当時、会社の仲間と議論になって、百聞は一聴にしかず、とウチからライブ'73のレコードを持ってきて貸してやったことがあります。
東武東上線と山手線と乗り継ぐ通勤でしたが、30cmLPを持ってゆくのって結構面倒というか一苦労でした。
でも、当時、レンタルはないし、カセットに録音というのも一般的じゃなかったもので、こういう貸し借りは結構やってました。
でも、今じゃ、コンパクトだし、近所でレンタルも出来るし、ネットでも買えるし、便利な世の中です。

JASRAC情報
製作日誌:
平成18年10月6日 歌詞のみ
平成18年10月22日 MIDIをアップ
前奏のギターワウがなかなかの難物です。で、結局ファンキー調は諦めて普通のピッキングだけの演奏になってます。
間奏のアルトサックスのAd Libですけど、MIDIのサックスはどうものっぺらぼうですので尺八でやってみました。
WindowsのGS音源の方は、MP3の方でお聴きください。
観客の拍手(MIDI #127 Applause)ですが、「春だったね」と比較して、こちらの方が拍手らしく聞えるとおもいます。これは、テンポが「春~」が140に対して、「マークⅡ」では90とゆっくり目。このため発声条件が最適になっているンでしょうね。