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めだかの学校

【作詞】茶木  滋
【作曲】中田 喜直
【MIDI製作協力】マルちゃん

めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなでおゆうぎ しているよ

めだかの学校の めだかたち
だれが生徒か 先生か
だれが生徒か 先生か
みんなでげんきに あそんでる

めだかの学校は うれしそう
水にながれて つーいつい
水にながれて つーいつい
みんながそろって つーいつい


こういう童謡系をうたごえ喫茶でやる場合は、振付がつくと楽しいですよね。
青柳さんこと、ヤギさんがこういうのを得意としており、「みてごらん」の部分を誇大になるところが楽しいです。
「チューリップ」の歌でも、「チュー」というところで投げキッスをしたり、工夫はいっぱいできますね。

さて、この曲は、作詞の茶木滋は戦後神奈川県小田原市郊外に住んでおり、息子と荻窪用水の近くを散歩している時に、6歳の長男が「お父さん、メダカがいるよ」と大きな声であげました。茶木滋がみるともうめだかはいません。大きな声にびっくりして逃げてしまったようです。
でもその子は「大丈夫だよ、また来るよ。だってここはめだかの学校だもの」といった言葉が、それから4年後の1950年ごろNHKからの子供向けの作詞依頼のヒントになったものです。

茶木滋は深く考えていなかったようですが、2番の「だれが生徒で、先生か」の部分に、河野謙三参議院議長がかみつきました。「教育者が説得の任を忘れている」と、この曲のもつ戦後教育の民主制を批判したのです。本人にしてみれば、大正時代の「雀の学校」の「♪鞭をフリフリ」の方がよかったようです。

JASRAC情報

製作日誌:
平成20年4月17日 歌詞のみ
平成20年4月22日 MIDIをアップ