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メソメソするな娘たち

【作詞】たけいしふもと
【作曲】高平 つぐゆき
【MIDI製作協力】マルちゃん

メソメソするな娘たち
トンビがタカを生むはずはないさ
かあさんだって 落ちこぼれの一級品
とんまでずっこけて どじをふむ
おっちょこちょいで早合点のあわて者
だけどとりえもいっぱいあるよ
だいいち父さんにぞっこん惚れて
何より人の世話が好きさ
子どものためならどこまでも
命をかけて平和を守り
お迎え来るまでがんばるさ
こんないいとこ○×(まるばつ)じゃ決められないさ
要はね 考え方さ 生き方さ

メソメソするな息子たち
親の振り見て我が振りを直せ
父さんだって落ちこほれの特級品
のろまで不器用で無愛想
お金には縁のない中年さ
だけどとりえもいっぱいあるさ
だいいち母さんにぞっこん惚れて
人の数倍働いて
子どものためならどこまでも
不正を許さず平和を築く
お迎え来るまで続くでしょう
こんないいとこ数字では決められないさ
要はね 考え方さ 生き方さ


1980年の曲です。
当時、どういう心境で若者がメソメソしていたんでしょうね。
まず、がっかり来ていた筆頭は、モスクワオリンピックに出場を予定していた選手でしょうか。
当時のソ連がアフガニスタンに侵略したもんで、世界中がボイコット。

まあ、そういうことじゃなくって、檀上さわえのリサイタルのために書き下ろされた「日本の女パートⅡ」の中の1曲だそうです。
檀上さわえって知りませんでしたけど、中央合唱団創設期のメンバーで、昨年のコンサート(HPはこちら)でもソロを取っていたし、先日の日本のうたごえ祭典の「うたごえの誕生」で「心のうた」をうたったときのメンバーでもあったんですね。

話をもとに戻して、1980年っていうと、うたごえ的には、あまり大きなイベントもなく、前年の79年に東京・大阪で革新知事が破れて、「陽気に生きようこの人生をさ」がヒットした頃でもあります。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年11月3日 歌詞のみ
平成20年12月11日 MIDIをアップ