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「民営・分割」何のため

【作詞】06全国郵便創作会議
【作曲】06全国郵便創作会議
【原詩】大槻 修二
【補曲】たかだりゅうじ
【MIDI作成協力】マルちゃん

(ナレーション)
 虎の子の「ゆうちょ」や「かんぽ」を我が物に狙う財界が
 国民だましのコイズミ劇場…
 かくして身近な郵便局は民営・分割化、株式会社とあいなり…

さりげなく街角に立つポストには
暮らしに息づく歴史がある
社会の築いた通信手段
絵てがみ文化もはぐくんだ
そんな身近な郵便局に
民営・分割 何のため

顔と顔見合す「ひまわり」遠のいて
局舎がポストが消えていく
頼みの年金窓口なくて
機械(ATM)の画面に独り言
暮らしを支えた郵便局を
民営・分割 何のため

目をひらこう 無くして気づくその前に
重ねた笑顔と信頼で
天災地変も休みなく
人々癒したその使命
捨てて儲けにはしるのか
そんな民営 願い下げ

あまねく公平 心にかかげ
潰すな 無くすな 郵便局を
守ろう 残そう 郵便局を


うたごえ新聞2007年3月5日号の紹介曲より
前奏8小節の間にナレーションがはいります。

この曲を作ったのは、広島の郵便のうたごえ「プロジェクト730」。
メンバーは郵便局の、配達に携わる正規雇用の「本務者」、4時間雇用で有期契約の「短時間職員」、日々雇用の非常勤「ゆうメイト」とのことですが、郵便局の職場って、こういう複雑な雇用形態になっているのですね。

「財界が<ゆうちょ>や<かんぽ>を狙っている」ようですが、まずは、国民の財産である、郵便資産を銀行や証券に持ってゆかれないように、しっかりと見張ってもらいたいですね。
どっかの国有銀行が民営化されて、アメリカ資本が入ってきてしこたま儲けてトンズラなんて二度とごめんですよね。
今年の10月には郵政公社は民営分割されますが、そこでは働く労働者には、大銀行・大証券で働くチャンス。この機会を逃さないように、また、そういうところで働くようになっても、今の大銀行・大証券のような傲慢な会社にならないように、この曲で言っている様な気持ちと使命をずーっと持ち続けてもらいたいです。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成19年2月25日 歌詞のみ
平成19年3月3日 MIDIを作成