虫のこえ
【作詞】不 詳
【作曲】不 詳
【MIDI製作協力】マルちゃん
あれ松虫が鳴いている
チンチロ チンチロ チンチロリン
あれ鈴虫も鳴き出した
リンリン リンリン リーンリン
あきの夜長を鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ
キリキリキリキリ きりぎりす
ガチャ ガチャ ガチャ ガチャ くつわ虫
あとから馬おい おいついて
チョンチョン チョンチョン スイッチョン
あきの夜長を鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ
季節はずれですいません。
鈴虫は、縁日で虫カゴに入れられて売ってましたので、よく知ってます。
茨城県に住んでいたころは夏から秋にかけてリーンリーンという声が聞こえてました。
夜、バスから降りて、田んぼの横を通る時は、牛ガエルのなきごえやら、とにかくうるさいくらいでした。
一方、松虫。
広辞苑で調べたら、「チンチロリン」となく、とあります。
この曲を参考にして編集したんでしょうか。
ところで、平安時代は、松虫と鈴虫が逆だったらしいです。
古今和歌集では、「君しのぶ草にやつるるふるさとは 松虫のねぞかなしかりける」
源氏物語(鈴虫)で「声々聞えたる中に、鈴虫の振り出でたる程はなやかにをかし」
ということらしいです。
鈴虫のチンチロリンという鳴き方が松籟(しょうらい、松に吹く風)に似ていることから松虫と呼んでいたそうですけど、昔の人には、松風の音がチンチロリンって聞こえたのでしょうね。
キリギリスは、日本人にはイソップ物語でおなじみ。
くつわ虫は、ガチャガチャと馬のくつわがなるような音から来ています。
その馬を馬子が追っているような声がスィーチョンと聞こえるので、馬おいだそうです。
製作日誌:
平成20年4月17日 | 歌詞のみ |
平成20年4月24日 | MIDIをアップ |