ないしょ話
【作詞】結城よしを
【作曲】山口 保治
【MIDI製作協力】マルちゃん
ないしょ ないしょ
ないしょの話は あのねのね
にこにこ にっこり ね 母ちゃん
お耳へ こっそり あのねのね
坊やの おねがい きいてよね
ないしょ ないしょ
ないしょの おねがい あのねのね
あしたの日曜 ね 母ちゃん
ほんとに いいでしょ あのねのね
坊やの おねがい きいてよね
ないしょ ないしょ
ないしょの話は あのねのね
お耳へ こっそり ね 母ちゃん
知っているのは あのねのね
坊やと母ちゃん 二人だけ
日本の歌 百選より
作詞の結城よしをは、山形県出身、1939年19歳の時にこの詩を書いてます。
しかし、1944年終戦間際に、戦地でパラチフスに罹患してなくなっております。
作曲の山口保治は、愛知県出身。童謡作家として注目されるのは、1937年の「かわいい魚屋さん」でした。その2年後にキングからこの「ナイショ話」がリリースされています。
それにしても、ないしょ話ってありますよね。
母ちゃんにもいえないようなことが、この年になると。
ね、ご同輩!
それから、もうひとつ。
まえから思っていたんですけど、「お耳へ こっそり」ってやられると、こそばゆくってたまんないですよね。
「母ちゃん」も我慢していたんでしょうかね。
それから、もうひとつ
この曲の構成ですけど、1~4行目は、坊やの目線から母親に内緒話をしている光景ですけど、5行目の「坊や」という言い方。
一人称として、「坊や」が「自分」のことを言っているんじゃないですよね。
平成21年10月19日 | 歌詞のみ |
平成21年10月25日 | MIDIをアップ |
平成21年10月26日 | 歌詞付けを見直しました。 |