夏の想い出
【作詞】江間章子 【作曲】中田喜直 【MIDIデータ作成】Iwakichsky 1.夏が来れば 想い出す 遙かな尾瀬 遠い空 霧の中に 浮びくる 優しい影 野の小径 水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水のほとり 石楠花いろに 黄昏る 遙かな尾瀬 遠い空 2.夏が来れば 想い出す 遙かな尾瀬 野の旅よ 花の中に そよそよと ゆれゆれる 浮き島よ 水芭蕉の花が 匂っている 夢みて匂っている 水のほとり まなこつぶれば なつかしい 遙かな尾瀬 遠い空 |
H15.7.2 燧ケ岳と尾瀬沼にて |
When Summer Comes
(The Japan Times Book Clubより)私は尾瀬に行ったことがありませんが奇麗なところみたいですね。恐らく人間の手が入る前はすべてがこの様な状態だったんではないかと思います。懐かしいと思うのは本能なのかな?(Iwakichsky)
この曲がヒットしたばっかりに、尾瀬の大衆化がはじまり、トイレの垂れ流しの富栄養化による1mもあるお化け水芭蕉が出来たとか。今では浄化槽が完備されているとはいえ、まだまだ観光化による弊害は大変なもんです。
元々は、1949年6月13日(エーちゃんの首がそろそろすわって来た頃かな)から一週間NHKのラジオ歌謡で紹介されました。それに先立ち、NHKから依頼された詩人の江間章子は、戦後四年しか経っていない、焦土で生活する人々に夢と潤いを与えたいと、尾瀬湿原の風物を謳いあげました。しかし、当時の尾瀬は特殊な地質学者や植物学者が知っている程度で、地名さえ知る人も少なかったそうです。一方の作曲者の中田喜直は、ちょちょいのちょいと作ってしまったんですが、「早春賦」の作者の奥さんでもある、母親から、「ちょっとお粗末じゃね」とアドバイスを受け、推敲を重ね、爽やかでちょっぴり物悲しいこのメロディが出来たのです。(参照「音楽おもしろ雑学辞典」長田暁二)
エーちゃんはウチの奥様と7月1-2日、会社を休んで阪急のバスツアーで尾瀬に行ってきました。ツユの合間に、こんなに天気に恵まれました。
ハイキングを始める前にネイチャーガイド(ネエちゃんガイドかと思った)さんから、山のような注意をいただきました。
1.ごみは持ち帰れ
2.木道から踏み外すな
3.植物に触るな
4.ペットを持ち込むな
5.枯れ木を(スティック代わりにしようとして)拾うな
6.ペットボトルの中身は水といえども捨てるな
これだけ注意をしても、ごみのベスト3は
1.タバコの吸殻
2.輪ゴム
3.キャンディの包み紙
番外 梅干の種
とか。
このように、尾瀬の自然を守るために、環境庁・保護団体・ボランティアさんが活躍をしているんですね。
このシーズンは一面がワタスゲでした。 |
製作日誌:
平成15年6月27日 | 歌詞のみ |
平成15年6月28日 | MIDIデータ作成 |
平成15年7月2日 | 尾瀬沼に行ってきました。その記念写真。本邦初公開、ウチのバッテンさんです。 |
平成15年7月22日 | はるかサンからの情報提供で英訳歌詞を掲載しました |
平成21年7月9日 | 歌いやすいように1音下げました。(A→D) |